留袖再び

 次女の結婚式がありました。ジューンブライドです。二年前の長女のときと同様、半年前に入籍を済ませ、とっくに新生活を始めているのですけれど。

2018_Img_0413.jpg

 場所は、ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル。グリーンと自然光たっぷりの素敵なチャペルでした。牧師さんが西洋人なのはお約束(笑)。

2018_Img_7906.jpg
ベールダウン。


 式が終わると中庭に出て、ウェディングベルを鳴らします。これがこのホテルのウェディングの呼び物の一つ。


2018_Img_0459.jpg

2018_Img_0488.jpg
胸元がシェルの形のウェディングドレスを着、生まれ育った港町横浜のウェディングベル。



2018_Img_0570.jpg
披露宴も「海」がテーマ。実は高校も大学も海に関係があるのです。

2018_Img_0636.jpg
メニューも新郎新婦紹介も賛美歌も、ホテルの外観になぞらえて全てヨットの帆型。
ナプキンの折り方も帆掛け舟のよう。

2018_Img_0693.jpg 2018_Img_0674.jpg
料理も横浜らしく中華。右は1歳のお孫ちゃん(長女の娘)用。


2018_Img_0542.jpg 2018_Img_0584.jpg
お孫ちゃん、一日中ハイテンションでご機嫌でした。
ドレスが違うのか分かりますか? 孫も白からピンクへお色直し^^


2018Img_1120.jpg
新婦のお色直しはこんな感じ。
お孫ちゃん、さすがにハッスルしすぎて疲れきり、眠ってしまいました。

2018_Img_0274.jpg
留袖で勢ぞろい。左から、妹、母、わたし、長女。
わたしと母の留袖は和匠。妹と長女はFrouFrou

2018Img_1139.jpg 2018Img_1147.jpg
左はわたしの留袖です。前回と全く同じのをレンタルしました。
右はまだ20代の長女の留袖。若い人の黒留袖というのも却って華やかさが強調され、なかなか良かったです。



2018_Img_7896.jpg

2018Img_1133.jpg


 「ママ、何かわたしの結婚式について要望ある?」と次女に聞かれたとき、「なるべくお姉ちゃんのときと違う雰囲気にして」と答えました。そのクセ自分は前回と同じ留袖。矛盾していますね。


 古典的な雰囲気が好みの長女は隠れ家的式場で披露宴、都会的な雰囲気の次女は大メジャーのホテルで披露宴。それぞれ個性を生かした結婚式でした。

 
スポンサーサイト

テーマ : きもの キモノ 着物
ジャンル : 趣味・実用

花田苑の花嫁衣裳

 次女が結婚しました。長女のときと同様、入籍と同居開始と式とハネムーンの時期が全部バラバラ。入籍は1月、同居開始は2月、結婚式・披露宴は6月で、ハネムーンは7月の模様です。

 そして4月の今日は、写真の前撮りに行ってきました。結婚式ではウェディングドレスとカラードレスしか着ないので、今日は色打ち掛けを着ました。新居を埼玉に構えた関係で、場所は越谷の花田苑です。

 三年前の長女の前撮りのときはちょうど秋の紅葉の真っ盛りで、しっとりとした写真が撮れましたが、今回は新緑が美しく、色鮮やかな写真が撮れました。

2018Img_9147.jpg ほとりに寄り添う 番傘と

2018Img_9084.jpg 2018Img_9487.jpg ハートロープ かめはめ波
番傘やロープ、くす玉、センスなど小道具を使って。

番傘ではっちゃけ
ポーズが楽しいと、緊張がほぐれて自然といつもの笑顔に。

スタッフさんたち カメラマンさん
今回お世話になったのは華雅苑(かがえん)というスタジオです。写真データをくれること、同行者にも写真を撮らせてくれることなどを条件に若夫婦が選びました。


【本日の装い】
2018Img_6233.jpg
着物:泥大島
帯:ざっくりした織の八寸名古屋
帯締め:サーモンピンクの三分紐
帯留め:自作(天然石の千鳥
帯揚げ:茜色の鹿の子絞り
半衿:ゆめ吉さんのうさぎの半衿(廃番)

 羽織なしでちょうど良い陽気でした。むしろ暑いくらい。日傘と日焼け止めを持っていって正解でした。

 帯揚げは半衿用に切った端切れ。したがって幅が狭く、長さも短い。でもこれくらいあれば充分。却って扱いやすかったです。

 帯留めは三羽いるのですが、帯の前柄を邪魔したくなかったので一番主張しない一羽だけ。

2018Img_1709.jpg

 相変わらずレスポートサックにハマっています。どうです? この帯とのピッタリ感。娘に「帯に合わせて新しいバッグを買ったの?」と言われましたが、答えは「いいえ」。「新しいバッグに合わせて帯を選んだ」が正解。

 そんなにたくさん帯を持っているわけでもないのに(名古屋と袋帯を合わせて10本くらい)、バッグに合う帯を探すと必ず見つかる。我ながらすごいと思う。好みがはっきりしているので、色やテイストが自然と合ってしまうのです。

2018Img_9607.jpg
洋服なら、こんな風に合わせます。
すごく気に入っている組み合わせ。


テーマ : きもの キモノ 着物
ジャンル : 趣味・実用

留袖体験記

 土曜日、ついに娘の結婚式でした。

 ついに、というのは、娘はすでに昨年の秋に事実上、法律上、結婚しているからです。昔は入籍と式・披露宴がセットでしたが、最近は入籍を済ませてからゆっくり式に向けて準備するカップルが多いようです。

wedding16_04.jpg
バージンロード(リハーサル)。


 今どきのウェディング、何だか不思議で面白かったです。

wedding16_02.jpg
指に馴染んだマリッジリングを外し、改めて指輪の交換(笑)。

wedding16_03.jpg
とっくに入籍してるけど、改めて結婚証明書にサイン(笑)。


wedding16_01.jpg

 ちなみに式場は横浜・日本大通りのla banque du LoA。かつて銀行として使われていた建物で、市の指定文化財だそうです。文明開化の香りがするロマンチックな洋館でした。


wedding16_40.jpg wedding16_41.jpg
式は弦楽カルテットの生演奏。

wedding16_42.jpg
牧師さんは西洋人。日本の結婚産業、さすがに手が込んでいる(笑)。


wedding16_05.jpg
贅沢にも、一棟貸切でした。



 さて、こんな洋館で、母親は何を着たらいいのか?

 せっかくだから留袖が着たい、と思いました。留袖って着たことないので。

 でも建物内のチャペルで挙式ってことは、父親はモーニングに決定。・・・ということは、夫婦のつりあいからして母親も洋装かな?

 ところが親ごころゼクシィ(というのがあるんですねえ)を読んだら、今は半数以上がチャペル挙式なのに、母親の衣装は75%が留袖なんですってね。

 新郎のお母さまも同じページをご覧になったらしく、じゃあ父親は二人ともモーニング、母親は留袖にしましょうか、と切り出してくださいました。こういう話し合いって新郎側が口火を切ってくれると助かりますね。

 まあそれぞれ好きなものを着るんでもいいとは思いますが、両家で揃えたほうがビジュアル的にきれいだし、結婚式って一種のショーだから、なるべくなら列席者の前で、両家の息のあったところを見せたいじゃないですか。「このカップルなら末永くうまく行きそうだ」と、列席者を安心させるのも披露宴の目的の一つですものね。

wedding16_07.jpg
おかげさまでシンメトリーに決まりました。


 留袖はレンタルしました。レンタルで気に入った柄を見つけたので。

wedding16_23.jpg wedding16_24.jpg wedding16_19.jpg
左がわたしの留袖の柄です。前にも後ろにも鳳凰が飛んでいて華やかなのと、青緑色のエキゾチックな雰囲気が気に入りました。

真ん中は新郎のお母さまの留袖。暖色系で優しげ。こちらはツルですね。

 お互い色がかぶらず、でも柄の華やかさや生地の良さなどは釣り合っていて、良かったと思います。右はわたしの手持ちの留袖。こうしてみると、色がなくて、地味だなあーーー。これにしなくて良かった・・・。

wedding16_21.jpg
上はわたしの帯。「帯はお任せ」というレンタルショップが意外と多かったのですが、このお店は帯の柄が決まっていて、それが素敵だったのもポイントでした。

 最初は自前のを着ようと思いましたが、レンタルにしてよかったです。何も考えなくても全部業者さんが揃えてくれて(わたしが頼んだ店は、なんと補正用のタオルまで入れてくれてました!)、式場の着付け係に送ってくれて、帰りはまた着払いで式場から送り返せ、本当にラクでした。

 夫のモーニングは、新郎側が「タキシード.com」というレンタルショップで借りると聞き、こちらも同じものをレンタル。良心的な価格の上、事前に無料で試着できるサービス(自宅に届けてくれる)が良かったです。服はぴったりでしたが、靴が少しきつかったので、ワンサイズ上げました。

 新郎側と品番まで同じにしたのは品質を揃えたかったからですが、ネクタイの柄まで同じだったら制服みたいでヘンかも、という一抹の不安が。でもネクタイが2本ついていて、好きなほうを選んで使えたので、柄がかぶらずに済みました。

 下の娘は、会場の雰囲気と、新郎の妹御のミディ丈のドレスに合わせ、お姉ちゃんが謝恩会で着たピンクのドレスを着ました。

wedding16_08.jpg
披露宴会場にて。花嫁のドレスはお色直し後のもの。


 意外と大変だったのが、親族の装いです。

 最初に婚家の母と義妹からも着ていくものについて打診があり、「洋館だし、洋装でいいと思う」と伝えたら、ホッとした様子で、「じゃあ洋装」ということになりました。

 そのあと実家の母と妹と話し、わたしはてっきり二人とも洋装だとばかり思っていたら、どういう風の吹き回しか、「レンタルを利用してラクに着物が着られるのなら、着物にする」と言うのでビックリ。「わが一族きっての着物通」と評価されているのか、「おねえちゃん、手配よろしく」の一言で、手配を一任されました。

 ところが、わたしの実家の母と妹が留袖を着ると知った途端、婚家の母と妹までが「じゃあこっちも留袖で」という話に

 でもどうも無理をしている気がしたのに加え、花嫁の親族がみんなで示し合わせたかのようにゾロッと留袖で大集合というのも、何かを主張しているみたいでけっこうリスキーな予感がしたので、夫に頼んで、「洋装でいいよ」ともう一度伝えてもらいました。

 結果的に、新郎側の親族はみなさん洋装だったので、婚家が洋装にしてくれて助かりました。


wedding16_06.jpg
左から、わたし、父、母、妹。

wedding16_20.jpg wedding16_25.jpg
上は母の留袖と妹の色留袖の柄のアップ。

 母は小柄で、本当はSサイズなのですが、総刺繍の豪華さが気に入り、Mサイズのこれにしました。お店に電話で尋ねたら、柄が上までないので大丈夫でしょう、とのことだったので。裄はさすがに長めでしたが、それ以外は特に問題ありませんでした。よく似合っていたと思います。

 妹のリクエストは「暖色系の色留袖」のみ。ところがこの条件を満たすのが大変だった!! 春らしい色の色留袖は、「これいいな」と思うと、ことごとく4月の貸し出しが決まっていて借りられなかったのです。もう少し早く探すべきでした。3月下旬では遅すぎました。最終的には楽天のお気に入りに、「日程的に借りられ」「サイズ・年齢が合う」「暖色系の色留袖」ばかりピックアップして登録し、妹にわたしの楽天IDを教えてその中から自分で選んでもらいました。



 結婚式って面白いなあ、と思ったのは、わたしの結婚式のときは、「新郎側」だった婚家の両親や妹が、今回は一緒にこちら側に座っていること。当たり前のことではあるのですが、なんとなく不思議で、感慨深いものがありました。

 今回は新郎側・新婦側に分かれて座ったあちらのご両親とわたしたちだって、将来、孫の結婚式に出るときは、一緒に同じ側に座るわけです。身内になるってそういうことなんだなあ、と思いました。結婚って不思議ですね。


 何はともあれ、和やかで楽しい式でした。本当に楽しかった!

 披露宴でのケーキ入刀は結婚した二人が最初にする共同作業、なんて言いますが、結婚式自体が共同作業。結婚式って、うまく行けば絆が深まる反面、後にしこりを残す例もけっこう聞くので、万事が良い感じに運んで良かったです^^。

wedding16_15.jpg
ケーキカット。このケーキ、あとで配られましたが、ものすごく美味しかったです。

テーマ : きもの キモノ 着物
ジャンル : 趣味・実用

三渓園の花嫁衣装

 先日、長女が結婚しました。

 最近の結婚って面白いですね。二ヶ月前にすでに入籍し、一緒に暮らしていますが、結婚式、披露宴、ハネムーンはまだまだ先。昔は一日でこなした行程を、一年がかりでゆっくり、一つ一つこなしていくのが、今どきのスタイルのようです。

Img_5b1656.jpg

 結婚式・披露宴は春に洋館で、万事洋風に執り行うようですが、先日、紅葉のきれいな時期を見計らって、横浜三渓園へ和装の結婚写真を撮ってきました。

Img_5b1522.jpg IMG_5b1858.jpg Img_5b1868.jpg

 写真、着付け、ヘア・メイク、貸し衣装など、全部が込みこみのプランでした(ミジュ・ビジューのロケーション撮影)。申し込みは横浜店でしましたが、衣装は、点数が豊富な東京店まで出向いて選びました。

 色打掛はオーソドックスな赤がかわいかったのと、袖が十二単衣風になっていて豪華なところに、娘もわたしも一目ぼれ。金、黒、ピンク、紺色など、5、6点試着しましたが、迷わずこれに決めました。

Img_5b1561.jpg IMG_5b1591.jpg Img_5b1621.jpg IMG_5b1782.jpg

 色打掛はちょっと遊び心を入れたので、白無垢はごくごくオーソドックスな鶴の柄を選びました。清楚な感じでよかったと思います。白いので、どんな柄でもどのみち写真では全然分かりませんが(笑)。


 この時期の三渓園は紅葉がきれいなので、結婚式や成人式の前撮りスポットとして大人気。ほかにも何組もの新郎新婦や、成人式のお嬢さん、雑誌の撮影と見られる着物モデルさんがいて、他の方の着物ウォッチングも楽しかったです。

 また、通常の入園者の方々が娘たちにお祝いの言葉をかけてくださり、嬉しかったです。

 写真はプロのカメラマンが撮ってくれましたが、家族も一緒について行き、好きに写真やビデオを取らせてもらえました。わが家は夫、次女、わたしの全員が参加、新郎のお母様と妹さんもいらっしゃり、5人で新郎新婦を囲み、写真を取りまくりました。その数、全部で2400枚! 「一人や二人、ご家族が同伴されることはあるけれど、両家が一斉に写真を撮りまくるケースは初めて」と、カメラマンさんがウケまくってました(笑)。

Img_5b1481.jpg
見よ、このパパラッチ隊!

 本当に楽しい一日となりました。結婚写真撮影なんて新婦側のお遊びに、嫌な顔をせず付き合ってくれた新郎と、一緒に楽しんでくださった新郎のご一家に感謝です。



 

テーマ : きもの キモノ 着物
ジャンル : 趣味・実用

プロフィール

うさぎ

Author:うさぎ
50歳にして着物を着始めた、最初の一年間の日記です。 

最新記事

カテゴリ

月別アーカイブ