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胸のシワとり

 およそ努力なんてものには無縁だったわたしが、最近曲がりなりにも努力することを覚えたのは、頑張っているときのほうが、気がラクだということに気付いたからです。

 ただただ悩むことに専念していると、自分の存在は無駄なような気がして、でも手や体を動かし曲がりなりにも何かをしていると、こんな人生にも意味があると思えてきて、健やかな気分になれるのです。



 だから今日、朝スペイン語のレッスンを終えたあと、そのまま着付けの練習に突入したのは当然の流れで、写真を撮りながら、半日かけて自分の着付けをチェックしました。

 鏡に映った自分の姿は主観的に見るけれど、写真はなぜか客観的に眺める。鏡の中の自分はまだ自分の延長。でも写真の中の自分は写しに過ぎず、完全に自分とは別物。写真に撮ると、鏡では分からなかったことが山ほど分かるんです。

 昨夜見た自分の写真のどこが一番気になったかって、胸や背中のシワです。特に胸のシワ。だからまず、そこをなんとかしてみようと思いました。

Img_0371.jpg
たとえば2週間前、チューリップを見に行ったときの写真。
そのときは満足していたが、今見ると胸の辺りにシワが目立つ。


 最初はとにかく丁寧に着ようと思い、気をつけるべきチェックポイントを一つ一つ意識しながら、時間をかけて着てみました。胸の補正が足りないのがシワの原因かも、と思い、いつもより余分に盛ってもみた。


 でも結果は芳しくなく、帯を締める前の段階で、すでに胸の脇にはタックのような大きく深いシワが入っていて、一体このシワを、どう誤魔化せばいいの?って感じ。

Img_0908.jpg


 帯で隠れるかな?と期待をしても見たけれど、そううまくは行かず、やっぱりシワシワ。これでも、脇から大きくベロンと出るよりはマシかと思い、奮闘努力した結果です。

Img_0946.jpg



 こういうシワって仕方がないのかな?とも思ったけれど、でも実際、すっきり着ている人がいるのだから、なにか方法があるはずと思い、とりあえず一度、全部脱ぎました。



 第一これは、衿の打ち合わせが気に入らない。気負いすぎたせいか、衿が首近くまで詰まって、見た目窮屈。ただでさえ短い首が余計短く見える。衣紋も全然抜けてないし。二度目は、もっと打ち合わせを浅くし、首元を開けました。

 腰ひもを締め、おはしょりを整えたあと、ふと思い出したのが、1ヶ月前、友達が目の前でやってみせてくれた着付けです。わたしはいつもコーリンベルトを使うのだけれど、友達は胸にヒモをかけていた。へー、そんなやり方もあるんだー、と思いながら見てたっけ。

 そのときはなんとなく「ヒモは窮屈」という偏見があって真似しなかったけれど、ものは試し。コーリンベルトをやめて、友達がやってたみたいに胸の上部にヒモをあて、上から下になでおろすようにヒモをかけてみました。



 そしたら不思議・・・・!!

 ウソみたいにシワが減った!!

Img_0957.jpg

 ・・・想像するに、たぶんこういうことだと思います。

 コーリンベルトは左右一箇所づつでひっぱる。だからシワは集中して一箇所に大きく寄る。

 でもヒモを体に沿ってなでおろすと、シワはあちこちに分散される。そして、布の伸縮性に吸収されてしまう。・・・のかも??

 ・・・よく分からんけど、これからは着物にはコーリンベルトではなく、胸ヒモをかけよう。意外にも、全然窮屈じゃないし。

 友よ、ありがとう~~!!



 背中のシワはまだ懸案事項。衿の浮きも気になる。他にも問題はまだまだたくさんありますが、とりあえずこれで一つ解決。

 練習し始めた頃は泣きそうだった写真の中の表情も、だんだん晴れてきて、こんな風に、気付いたこと、できることから順に一つずつ、工夫して練習して、問題を解決していけばいいんだな、って分かりました。



 ダメでも頑張る。だって一年間、着物着るって決めたんだものね。


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テーマ : きもの キモノ 着物
ジャンル : 趣味・実用

だめだ・・・

 最近、苦手なお太鼓が、やっと一人で締められるようになって、「進歩したじゃん、アタシ♪」って思ってました。「頑張った、アタシ」って。ちょっと自分に満足していたの。

 でも今日たまたま初めて見る着物ブログに出合い、その着方がすごくきれいだったので、「えっ、着物っていうのはこういうふうに着るのか!」と気付き、いつも見ているブログの着物姿を見直したら、やっぱりみなさん綺麗に着てらっしゃる。でも自分のブログを見直したら、あまりにもみっともない姿にガクゼン・・・。

 夫にその話をしたら、「でも前より確かに進歩したよ」って慰めてくれたけど。実際、お太鼓一つに一時間かかっていた頃に比べれば、少しはマシになったと思うけど。でもゴールの遠さ、果てしなさを思ったら、頭がクラクラしてしまい・・・。

 昨日までは大きな進歩だと思っていたものが、取るに足らない微々たるものであったと気付いた今、一体どうしたらいいんだろうと思っています。


 着物の着付けは難しいと、確かに誰もが口を揃えて言う。でも実際は、回りを見回せば、きれいに着てる人ばっかりで、日本中でたった一人、自分だけがヘタクソで、「こんなに毎日毎日着てるのに、一向に上手くならないとは、才能ないんじゃないか」と思ったり、その一方で「着付けに才能もヘッタクレもあるか! 昔の日本人は、才能があろうがなかろうが、みんな着物を着ていたんだ」と思う自分がいて。

 着物なんかに手を出さなければ、こんなことで悩む必要はなかったのにと、着物を恨んでみたり、後悔してみたり、でもどっちに転んでも結局、「わたしって馬鹿だ」という結論にしかならなくて。

 でも少なくとも今年いっぱいは着物を着ると決めたのだから、「練習が足りない、もっと練習するしかない」と答えはそれしかなくって。

 こういう絶望的な気分のとき、先人は一体どうしていたのだろうと思ったり、それともみんな、絶望する前に上手くなったのか?と羨んだり。

 でもそういえば、外国語だって、こういう絶望的な気分になることが以前はしょっちゅうで、そういうコンプレックスを乗り越えて今やっと、淡々と自分のペースで学べる自分がいるのだから、着物だってそういう日が来るはず、と思ってみたり。


 そもそもこんなことをグチャグチャ、ブログに書き付けているヒマがあったら、一度でも余分に着物を着ればいいのでは?と当たり前のことに気付いてみたりなんかして。

 でも今日はもう眠いので寝るとして。


 明日は元気になります。


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「きものと帯の組み合わせ」 笹島寿美

 何度も図書館で借りては、買おうかどうしようか、ずっと迷っている本です。

きものと帯の組み合わせ (家庭画報特選―きものサロンMOOK)
きものと帯の組み合わせ

(2004/11/01)
笹島寿美


 すごいボリュームの本です。とにかく着物姿がた~っくさん! 「組み合わせ」とはこれまたずいぶんと古風且つオーソドックスな言い回しですが、要は今風に言えばコーディネートの本で、TPOに即し、季節に即し、年齢に即し、体型に即し、ありとあらゆる観点に即したきもの+帯+小物のコーディネート例がたくさん載っています。

 さすがにこれだけ写真があると、たとえ文章を全く読まなかったとしても、写真だけ見ていたって、何がツボなのか、おおよそ分かります。実例をたくさん見ることで、おのずと見えてくるものがある。量って偉大ですねえ。


 だから、この本がいい本なのはもう分かっています。ボリュームに比して、値段もそんなに高くない、コスパフォなことも。

 なのになぜ購入を迷うかというと、なんとなく、この本を買ってしまったら最後、一生着物を着続けなくてはならない、そんな気がするからです。

 たぶんそれは、この本が、一生使えそうな本だからだと思います。年をとっても大丈夫。60代までの着こなしが載っているから。今後、痩せても太っても大丈夫。体型に応じたコーディネートが載っているから。もし何かお稽古を始めたら? 結婚式に呼ばれたら? 観劇に誘われたら? ・・・大丈夫。それぞれの場面に合う着こなしのポイントがちゃんと載っているから。


 でもわたしにはまだ、一生着物を着続ける覚悟がない。

 いままでさんざ着物を買ってきて、いまさら何を言うか、って感じですが。でもなぜか、たかだか2300円のこの本一冊を買う覚悟がない。一生サポートしてくれそうなこの本を、もし買ってしまったとして、そしてもし着物を着るのを辞めちゃったとしたら、この本を裏切るようで、それが怖いんです。


 なんでかなあ・・・? でもそういう本て確かにあるんです。経験があるからこそ、「これはヤバそう」って分かる。

 たとえばスペイン語の中級文法書。分からないことだらけだった初心者の頃、知りたいことがどこにも載っていなくてイライラし、でもそのたびに図書館でこの本に助けられ、6000円くらいしたのですが、どうしても手元に置きたくて買ってしまいました。

 ところが今は、この本が重いんです。どこまでもスペイン語を極めなくてはならないような気がして辛い。困ったとき、いつも助けてくれるその親切が、重い。その完璧さが、重い。母の愛のような、その包容力が重い。

 多少の偏りや難点がある本のほうがわたしには付き合いやすいようで、たとえば語数の少ない辞書。調べても載っていない言葉があったりして、そういうときは別の辞書で調べて書き足したり、そういう辞書のほうが気楽に付き合える。

 使うだけ使い、ある日飽きたら「やっぱスペイン語やめたわ。はい、さいなら」って気軽に言えそうな気がして気がラクなんです。



 笹島先生のこの本も、中級スペイン語文法の二の舞になりそうな気がして怖い。

 それでも欲しくて、つい買ってしまいそうな自分が怖い。

 そうやって、どんどん着物から足抜けできなくなっていく自分が怖いのです。



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ワイヤーアートでクローバーの帯留め

 ワイヤーと天然石を使って、帯留めを作りました。


ワイヤーアートでクローバーの帯留め
コレです。四つ葉のクローバーをイメージしてみた。




使った材料・道具は以下の通り。

Img_0856.jpg

アルミワイヤー一巻き(太さ約1ミリ)

アベンチュリン(緑)8ミリ玉4つ
ローズクオーツ(ピンク)5ミリ玉2つ
素材不明(ブルー)5ミリ玉2つ

ペンチ二種(針金カット用と、細かい細工用)


 アルミワイヤーは100円ショップで購入しました。ステンレス製もあったけれど、アルミのほうが色が銀に近く、柔らかくて細工がしやすそうだったので、アルミにしました。

 天然石アベンチュリンとローズクオーツは手芸店で購入。アベンチュリンは5個組で400円くらい、ローズクオーツは1つ50円くらいでした。ブルーの玉は、たまたま家にあったもの。たぶん材質はガラスではないかと。

 かかった費用、合計約600円くらい。贅沢~!



 そもそもどうしてこんなのを作ろうと思ったかというと、先日、天然石と銀のワイヤーを使ったクラフト作家さんがうちの近所に臨時のお店を出していて、そのCLAMPな感じ(?)の作品がとっても素敵だったからなのです。初めて見るアートが新鮮で、すごーく気に入ってしまった。

 でもぼやぼやしているうちにクラフト作家さんは別の街に行ってしまい、それなら自分で作るしかないかな、って。

 ワイヤークラフト(ワイヤーアート?)なんてやったことないけれど、画像検索見ながらどんな形にしようかイメージを練り、何度も試作品を作って練習しました。


Img_0875.jpg
練習の痕(笑)。これは残された残骸の、ごく一部。

Img_0753.jpg
試作品の一例。へたくそ;;



 本もお手本もなかったので、やり方は全然分からず、やみくもにワイヤーを曲げたり、玉を通したりして試行錯誤。でも手やペンチの先を使っていろいろ試しているうちに、少しずつ勝手が分かってきて、とりあえず形になりました。

Img_0878.jpg
作業途中はこんな感じ。


 本当は一本のワイヤーで全部つなげて作るときれいなのでしょうが、途中で失敗してすべてがオジャンとなるリスクも高いので、真ん中のクローバー、左右の羽根、したのグルグルと、パーツを4つに分けてつくり、あとからくっつけました。

Img_0863.jpgImg_0857.jpgImg_0874.jpg



Img_0882.jpg
だから裏はけっこう散らかってます^^;。


Img_0883.jpg
でも前から見れば分からないから、まあいっか^^。



Img_0898.jpg
いつも通り、リボンで帯締め通しを作り、グルーガンでくっつけました。
こういうのだと、丸組の帯留めにもつけられるので便利^^。



Img_0896.jpg
2月の梅3月の桜に続き、4月はクローバー。

 よく見ると素人くさいけど、だいたいイメージ通りにできたので、満足です^^。





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麻の長襦袢1の身丈だしと裄だし

 麻の長襦袢1の身丈と裄を出しました。・・・っていっても、すんごいいい加減~~!

 裄のほうは、単衣の着物と同じなので、いつもの本に書いてあるとおり、割と真面目にやりました。この方法での単衣の裄出しは先日に続いて二度目なので、今回はラクでした。2時間かからなかった。

 しかもスターウォーズのDVD見ながら(笑)。戦闘シーンが多いので、手元を見ていても、筋が追えるんですよね。裄だし作業に、スターウォーズ。オススメです^^。



 身丈を出したのは、紗に合わせるためです。普通なら長襦袢の身丈なんて気にしないんですが、紗は長襦袢が透けて見えるので、長襦袢の丈が短いとヘンかな、と思って。

 でも長襦袢の身丈出しは本になかったので良くわからず、すんごい自己流~~。ネットで単衣の長襦袢の身丈出し方法のやり方を見つけたのですが(コチラ)、読んでも良くわからなかったので、とりあえず分かることからやろうと思い、いきなり内上げを解いて下ろしました。

 でも、前身頃の内上げと、後身頃の内上げの量がなぜか違う。仕立て直しをするときのために、そういう仕立て方をすることがあるらしい(ヤフー知恵袋参照)です。

Img_0732.jpg
脇線を中心に、上が後ろ身頃、下が前身頃。
ごらんの通り、前身頃のほうが、内上げが細い。

 前のほうが内上げの分量が少なかったので、後ろは前にそろえ、一部だけ下ろそうと思ったのですが、なるべく長くしたかったので、脇にタックを入れ、結局全部下ろしました。前も全部降ろしました。

 ただ問題は立ち襟です。着物で言えば、衽(おくみ)にあたる部分。ここには内上げが入っていないので、場合によっては足し布が必要らしい。

 しかも今回直した長襦袢1は、ここが普通の長襦袢と違う仕立て方になっていて、一緒に買った麻の長襦袢2、3とも違う。普通は立ち襟は前身ごろを間に挟み、二重になっているはずなのに、なぜか一重で、もうワケワカラン。

 しょうがないから、ここはほうっておいて、前身ごろも、内上げだけ解くことにしました。

 つまり、立ち襟との切り替え部分で、またタックが入るわけで^^;。脇の背中側にタック、胸にタック。立体裁断の長襦袢の出来上がり!!(笑) どうかな、やっぱりヘンかな、と思って着てみたら、意外とヘンじゃなかったので、とりあえずこれでいいことにしました(笑)。

 薄物って、後ろは一重だから透けるけど、前は打ち合わせがあって二重になるから、そんなに透けないんですね。後ろさえ長ければ、前丈が多少短くても分からない。タックが入る位置も帯の下だから見えないし。

 結局、ま、いっかってことで、これにて一件落着~(笑)。もしそのうち、やっぱり気になるようだったら改めて直します。

 長襦袢の作業って、気がラクですね。外から見えないから、きれいに仕上げる必要がなくて。筋消しも必要なし。これくらい気楽だと、DIYは楽しい^^。

Img_0770.jpg


 長襦袢1と2に美容衿もつけ、これにて夏の長襦袢は2枚、準備完了!


 ・長襦袢1の身丈出し・裄出し
 ・長襦袢1と2に美容衿をつける
 ・紗着物の裄出し
 ・絽着物のリメイク



 あとは紗の裄出しと、絽のリメイクだけだ~!


 がんばれ、わたし!



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プロフィール

うさぎ

Author:うさぎ
50歳にして着物を着始めた、最初の一年間の日記です。 

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