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麻の長襦袢の着心地

 5月の半ばから、本麻の長襦袢を愛用しています。

 これを纏った最初の1、2分はいつも、硬くてガサガサゴワゴワして、肌が負けるんじゃないかと心配になります。

 でもほんの1、2分経つと肌に馴染んで柔らかくなります。

 この感じがとっても気に入っています。着るまではゴワゴワとよそよそしかった襦袢が、着たとたんに体に馴染んでくる。これって、何度経験しても、いい気分です。

 体の水分を吸収して生地が柔らかくなるのでしょうか。麻は、完全に乾いているときはすごく硬くてゴワゴワしているんだけど、ほんの少しでも水分を含むと柔らかくなるんですね。

 
 他の長所は、着崩れにくいこと。絹やポリエステルの襦袢のようにスベスベしていないので、ズレてこない。

 洗濯機でザブザブ洗えるし、カラッとして体にまとわりつかないので爽やか。

 シワになりやすいかも、と心配していたのですが、意外と気にならず、アイロンの必要もなし。手間要らずで、ほんと、気に入っています。



 麻の襦袢との付き合い方は人それぞれのようです。一年中麻の襦袢しか着ない人もいるという一方で、「麻の長襦袢は麻の着物にしか合わせない」という記述も見かけます。

 最初はこれ、「決まり」なのかな、と思ってビビったのですが、どうもそうじゃないみたい。オシャレの観点で「そのほうがベター」程度の意味では、と今は思っています。

 たとえばこのページ(教えてgoo)にはこんな指南がありました。

(麻の襦袢は)おもに夏紬、紗紬、絹紅梅、綿紅梅、しじらや縮み、夏塩沢、上布、といった夏のカジュアル着物の下に着るのに向きます。


麻の襦袢自体が、麻や絹ものでも紗紬や絹芭蕉のようなハリのある着物でないと、沿いにくいようです。



 確かに先日、ポリ絽の着物を合わせたときには、柔らかい生地の着物の下には、柔らかい襦袢を合わせたほうが着物の線がきれいかな、と思いました。



 でもじゃあ、他にどんな選択肢があるかというと。

  汗ジミを覚悟の上で、絹の長襦袢。

  あせもを覚悟の上で、ポリの長襦袢。

  邪道は承知で、木綿(袖だけ絹・ポリ)のうそつき襦袢。

  シルエットを犠牲にして、麻の長襦袢。

 どれも一長一短。なので、わたしは、絽だろうが何だろうが、夏の長襦袢は麻でいいや、ってことにしました^^。
 


 

 ところで、単純に「麻」と書いてきましたが、

麻という言葉の定義は、「茎や葉から繊維が採れる草本の総称」

なんだそうです(※ 亜麻Q&Aより)。

 つまり、「麻」っていうのは、ほぼ「草」って言っているのと同じくらい、意味が広いってこと??

服などの繊維名が記載してあるタグに麻100%とあれば、これは亜麻か苧麻の繊維100%という意味です

だそうです(同ページより)。

 てことは、わたしの長襦袢も、亜麻(リネン)か苧麻(ラミー)なのかな?

 とはいえ、この二つ、全く違う植物のようで、亜麻は比較的寒冷な地方で栽培される一年草の植物、苧麻は熱帯、亜熱帯地方で成育するイラクサ科の多年生植物だそうです。

 亜麻にはテーブルリネンやベッドリネンでよくお目にかかります。苧麻という表示にはあまりお目にかかりませんが、一度だけ、「ラミー」と表示されている着物を見たことがあります。光沢があり、上等な感じのする生地でした。小千谷縮(おぢやちぢみ)や上布なども苧麻だそうです(※ 日本麻紡績協会HP参照)。

 さて、わたしの長襦袢は亜麻、苧麻、どっちなのでしょうね??




 
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ブローチ帯留め変換金具の改良

 こんなものを買いました。

Img_1127.jpg
ブローチを帯留めとして使うための補助金具。

Img_1128.jpg
細い筒の部分にブローチのピンを通して使います。


 いかにも便利そうに見えたのですが、実は二つ、重大な欠点がありました。


問題点:

1.ピンの短いブローチに使えない。

Img_1134.jpg
ピンの長さが短すぎ、金具の筒に入れると、ピンが留められなくなる。

Img_1137.jpg
使用を予定していたブローチ。


 4つのうち、使えるのは1つだけ。使えないブローチのほうが多いって・・・;;

 「大」を買ったわたしが馬鹿でした。「欲張りばあさん、大きなつづらを選ぶ」の巻(汗)。




2.帯留めがおじぎする。

Img_1129.jpg
普通につけると、帯留めが下を向いてしまう。

Img_1130.jpg
裏返しにつけてみたところ。今度は上を向いてしまった。



 ガッカリ・・・。これじゃ使えない。

 でもこれ、370円もしたの。「使えませんでした、残念!」と諦めるには惜しい金額。

 そこで、なんとか使えるよう、改良することにしました。


改良編:

1.ピンの短いブローチにも対応できるようにする。

Img_1145.jpg
ピンを通す筒に、セロテープで作った筒をつけてみました。
セロテープをゆるく、筒にグルグル巻きました。

Img_1140.jpg
ピンがセロテープにくっつかないよう、内側になる部分を折り返したものを巻きました。

Img_1160.jpg
ブローチのピンは、セロテープで作った筒に入れて。
ピンが短くても使えるようになりました。



2.帯留めがおじぎしないようにする。

Img_1162.jpg
取り出だしたるは、毎度おなじみグルーガン^^。

Img_1167.jpg
グルーを帯締めを通す金具の上にたっぷり塗って乾かす。

Img_1161.jpg Img_1171.jpg
ビフォア(左)とアフター(右)。グルーがストッパーとなって、帯留めがお辞儀しなくなりました^^。


 細いところにグルーを出したので、とれやすいですが、まあ、とれたらまたつけ直せばいいかと^^。

 裏を見るとかっこ悪いですが、前からは全然分からないし、ちゃんと使えるようになったので、満足です^^。






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麻ゆかたの裄出し

 先日購入した麻混ゆかたの裄を出しました。


Img_063890.jpg

 袖側から2センチ、身頃側から3センチ、合計5センチ出しました。筋消しはカーンタン! 遠慮なく霧を吹きかけ、当て布もせずにアイロン。きれいに消えました。絹じゃないと、筋消しは本当にラク。

 とはいえ、しるしつけで間違い、縫い直し数回。おかげで2時間半もかかった。縫い直さなかったほうの袖は30分でできたので、1時間半無駄にしたってことですね。裄出し、もう10着はやっているはずなのに、どうしていまだに間違うんだろう? 進歩ないなあ・・・。


 でもま、これでこの浴衣も、いつでも外に着ていかれるようになりました。

 ワーイ、これで本当の意味で、麻のゆかた、ゲットー!!

 いつものことですが、裄が自分の寸法になって初めて、他人様のものだった着物が、やっと自分の着物になった気がします^^。



 こんなに裄の長さにこだわる必要ないかな、と思ったりもしますが、容姿とか素養とか、いろんな負い目がある中、「裄だけは自分に合っている」ことが唯一の心の支えなので、文句をたれつつ、これだけは、と思ってやってます。

 それに、この面倒くささが、買い物の歯止めになっている部分も。寸法にさえこだわらなければ、今、中古の着物はほんとに安く、際限なく買ってしまいがち。でも買ったら最後、裄出しが控えていると思うと、そう気軽には買えないので(笑)。


 要は、裄だしによっていろんなバランスが上手い具合に保たれているのです。だから、裄出し・筋消し、本当に面倒くさいけど、これからも続けるつもりです。



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「手ほどき七緒 5万円で着物入門」

 題名どおり、ほんとの入門、着物に最初の一歩を踏み出すための指南書でした。


手ほどき七緒 2009.11―特別編集・完全保存版 安く賢くひと揃え5万円で着物入門 (プレジデントムック 七緒別冊)
手ほどき七緒 2009.11―安く賢くひと揃え5万円で着物入門

(2009/11)


 雰囲気的に若い人向けな気はしますが、楽しめました。

 まず、目のつけどころがいいと思いました。価格にこだわっているところがいい。いくらあれば、着物を着られるのか。初めて着物を着ようとするとき、一番知りたいのは、なによりまず、そこだもの^^。

 このムック本に出てくる着物はほとんど全て、値段が書かれています。中古着物も多いので、実際にはその価格で同じ着物が手に入れられるわけではありませんが、「だいたいこれくらいの値段」と当たりをつけられるだけでもありがたい。

 着物の値段はピンキリ・・・と言ってしまえばそれまでですが、中古ならこれくらいの金額、プレタの新品ならこれくらい、仕立てる場合はこのくらいの金額から、という目安が分かるのはとても便利だと思いました。




 ただ初期費用に5万て・・・どうなんだろう??

 正直、わたしなら出せなかったかな。わたしの場合、着物と長襦袢という一番の大物があり、草履も娘のを借りられて、約1万円の初期投資で済んだ(※ 過去記事参照)からこそ始められた。(というより、持っていたから着ざるをえなかった^^;)

 何もないところから5万かけても着ようと思うのは、本当に「着物を着たい!!」という気持ちがはっきりと固まっている人だけだと思う。そういう人にとっては、数十万の世界だと思っていた着物の世界が5万に降りてくるというのは、福音かもしれない。
 
 ただ、着物に憧れる人というのは、そういう不退転の決意(?)を最初から持ってる人ばかりではないと思うので、もう少し安い選択肢も書いてあると良かったかな、と思います。たとえば既製品のポリの着物なら、新品でも1万円以下で帯と着物と草履のセットが揃うし、着付け小物一式セットも別途1万円以内で揃う。そういう選択肢もあると、もっと敷居が低くなったかも。




 「母の着物 大復活宣言」の特集はとても気に入りました。このコラムのすごいところは、「あるものは何でも使う」のではなく、「何を生かし、何を捨てるか」を教えてくれるところです。この視点は現実的だと思いました。

 今あるものを活用するのも確かに大事なことだとは思うけど、現実問題、なんでもかんでもあるもので済ませられるかって、そうはいかないもんね。だってファッションなんだし。


 具体的には、着物は小紋か紬を選び、帯もカジュアルな名古屋帯をチョイス。帯締め・帯揚げは新調し、淡い色調のものにする。草履も今風のものを自分のサイズで新調し、バッグは手持ちの洋装用のものを使う、というようなことが書かれていました。

 なるほどー。写真を見ると確かに。着物はかなりベタベタに昭和っぽい着物なんですが、「現代でもアリ」な感じにまとまっている。良い落としどころだな、と感じました。

 何から何まで実家のタンスから出てきたものだと、昭和が舞台のドラマから抜け出してきたみたいですが、着物や帯といった大物は昔のものを生かしつつ、小物で現代らしさを加えてやると、確かにいい感じにまとまる。こういうテイスト、好きだなあ、と思いました。




 他にも、半幅帯の縫い方とか、うそつき襦袢の作り方などが載っていました。

 ひとつ謎なのは、後ろのほうのお店の紹介ページで、お店ごとに「初心者向きコーデ」と「中級者向きコーデ」が掲載されていたこと。初心者と中級者で一体何が違うのかがよく分かりませんでした。

 中級者向けのコーデのほうがお値段が高め、という傾向はありましたが、それ以外は、初心者向けコーデのほうが無難なコーデ、ってこともなさそうだし、中級者コーデのほうが想定年齢層が高め、ってこともなさそう。一体この違いは何???(謎)

 ・・・とか思いつつ、じっくり見比べてしまった^^。

 そうやってじっくり眺めさせる。初級・中級はどうでもよく、実はそれが狙いかも?・・・と深読みしてみたりもして(笑)。




 とにかく楽しい本でした。図書館の返却期限が来てしまったのでいったん返しますが、そのうちまた借りて、もっとじっくりコーディネートを眺めたい。

 同じシリーズの他の本も読んでみようと思います。






 

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真珠でアジサイの帯留め

 6月といえば真珠(誕生石)、6月といえば紫陽花、という短絡的且つベタな発想で作った6月の帯留めです。

真珠でアジサイの帯留め
こんもりした感じが、アジサイの花に見えなくもない^^。

Img_063703.jpg
逆に言うと、あんまりアジサイアジサイしていないので、一年中使える^^。



材料:

Img_063869.jpg
真珠6ミリ玉 30個(本真珠でも貝パールでもプラスチックでも可)
飾りヒモ 15センチ
針と糸(テグスでも可)




作り方:

1.ボールビーズを作る。 ※ 作り方はこちらのページ(All about Japan)に詳しく説明されています。
Img_063828.jpg
こんな感じに地味に作業する。作業時間30分くらい。



2.飾りヒモを輪に結び、
Img_063861.jpg


3.ボールビーズの隙間に通せばもう完成^^。
Img_063885.jpg
帯締めは、ヒモの輪になった部分に通します。




バリエーション:

Img_063872.jpg
ボールの組み方を変えたり、パールの大きさを変えたり、アレンジを入れたり。

Img_063853.jpg
ガラスビーズで作ったり、トンボ玉をつけてみたり。

Img_063858.jpg
ヒモをリボンに変えると、洋風に。


Img_063884.jpg
中国産の淡水パール。
こういう色の異なるパールを使って作っても面白いかも^^。


 

 さてこれで、6月も帯留め完成です^^。


Img_063876.jpg
2月~6月の手作り帯留め、集合~!





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うさぎ

Author:うさぎ
50歳にして着物を着始めた、最初の一年間の日記です。 

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