「とらわれごっこ」 サカモトミク

 着物マンガを読みました。着物カップルが主人公のラブコメディです。


とらわれごっこ  全6巻 (花とゆめCOMICS) [マーケットプレイス コミックセット]
とらわれごっこ  全6巻

サカモト ミク

 アマゾンで中古を買ったのですが、なんと全巻セットで買えました。そんな買い方あったんですねえ。送料が1冊分で済み、助かりました。


 自分で読みたくて買ったのですが、結局家族全員でまわし読みしました。夫まで読んだ^^。

 高校生の着物カップルが主役の少女漫画です。身長148センチのミニモニ女子、忍ちゃんと、長身190センチの美晴くんとのラブストーリー。美晴くんのおばあちゃんが中古着物の店をやっていて、忍ちゃんが着物でその店のビラ配りをすることになるところから話は始まります。小柄女子×中古着物、という設定がリアル^^。

 忍ちゃんの着物姿もカワイイけど、なにより美晴くんの着物姿がかっこよすぎで、ハマりました^^。美晴くんは男ばかりのイケメン4人兄弟で、この4人が着物で揃うと、もう・・・もう・・・もう・・・!!! かっこよすぎ~~~~~!! 美味しすぎますね、この設定^^。




 マンガを読んでいる最中は、すっかり主人公に同化して、自分も高校生のような気分で読んでいましたが、ふと主人公の二人はうちの下の娘よりも更に若いことに気付き、ショック・・・><。

 でも着物を着ると、なんだか楽しく、なんだか世界が違って見えるのは、主人公もわたしも同じ。

 そして、わたしにもマイ男子がいることを思い出して、嬉しくなった。そういうところは年齢、関係ないですね^^。



 実は夫に浴衣を着せたのは、この漫画の影響です。着物男子ってカッコイイなと思い、手近なところで、まずは浴衣を着せてみました。結果、自分ひとりで着るより、夫と一緒だと、もっと嬉しい、ってことが確認できました。同じ世界を共有している嬉しさ、かな?

 最近、街でも、浴衣(甚平)を着ているお若いカップルをときどき見かけますが、浴衣男子、甚平男子、例外なくカッコイイですね~! 男性はいいなあ。背の高さや体型に関係なく、浴衣姿がキマるのね。太っていたら太っていたで、それはそれで堂々として素敵に見える。

 きっと彼女のほうが率先して「一緒に着よう」って誘うのでしょうが、彼女に付き合って浴衣を着るところが、そもそも優しくていいなあと思いながら、いつもほほえましく拝見しています。



 あと、大人数で、ワイワイみんなで着るのも楽しいですね。文化祭で着たり(ハプニングがあり、思わぬ方向に行っちゃうんだけど)、友達を誘ってみんなで着るシーンがありました。学生時代、わたしもサークルの仲間と一緒にみんなで文化祭で着物を着たときの楽しさを思い出しました。最近は成人式でも男子の袴姿が増えているし、男子も一緒だとなお楽しいでしょうね~!



 わたし、紅型絵付け師のわかなさんのブログ「着物暮しじらーやさ」も好きでよく拝見しているのですが、こちらのご夫婦もカップルでよく着物を着ていらして、素敵だな、といつも思います。


 特に、ご夫婦でアンコールワットで浴衣を着てらっしゃるページがあって、このページがもう、大~好き!! 何度見ても素敵! 何度見ても楽しい! もう何度見にいったか分からない。わたしもアンコールワットへ行くときは、絶対浴衣持っていこう、なーんて^^。

 この漫画も、いつの間にか、勝手にわかなさんご夫婦をイメージしながら読んでいました。実際にお会いしたこともないご夫婦にそこまで入れ込むって我ながらヘンだな、と思いますが、半年ほどブログを拝見しているうち、すっかり自分の中でアイドル化してしまった。



 ・・・って、話がそれましたが、「とらわれごっこ」、我が家の着物関心度を一気に底上げしてくれた漫画でした。



 

 
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今が旬

 最近、今まで悩んでいたことが、パタパタパタと自分の中で決着がついてきて、なんだかとっても楽しいです。

 特に先日の夏祭り。これはわたしにとって衝撃的な経験で、分かったことがずいぶんありました。いままで自分の中でぐじゅぐじゅしていたあれやこれやが位置を定め、収まるべきところに収まりだすきっかけとなりました。




 こういう瞬間は、これまでにも違った分野で経験してきました。たとえば子育て、または外国語で。

 こういう時期というのはまだすごく考えが荒削りで、極端です。細かい部分を置き去りにして、スパッと割り切ったばかりだから。また考えが若く、充分に熟しきっていないので、非常に青臭い。

 そういう時期に書いたものをあとから読むと、顔から火が出そうです。



 最近ブログに書いているようなことも、たぶん、あとから読み直したら相当恥ずかしいだろうな、と知りつつ、書いています。

 だって今しか書けないから。

 新しく分かったことって、いつでも書けるわけではありません。考えがやっと固まったかな、どうかな、というタイミングでしか書けない。完全に熟してしまうともうダメ。半熟のタイミングでしか書けないんです。そのタイミングで書いておかないと、自分の中で当たり前になり、透明になって見えなくなってしまうから。

 もう少しすると、今の荒削りさも角がとれて丸くなってくると分かっているけれど、そういう時期を待っていると、書く時期を逃してしまう。

 言葉にするという観点では、まだちょっと極端なうちが花、荒削りなうちが花。だからあとから読んだら恥ずかしいと分かっていても、エイヤッと言葉にしてしまうのです。

 言葉にするのは今が旬。まだズドーンとした裸の幹の状態だからいい。ここに枝だの葉だのがついてくると、枝葉末節に捉われて、根幹がみえなくなってしまうから。



 青臭くても何でも、とりあえず書いておくと、何年もたってあとから読み直したとき、ああこれがコアだったか、とわかります。読み返すのは恥ずかしいにせよ、得るものが必ずあります。

 そして、これは今じゃあ書けないなあ、と、ある意味自分に感心する。恥ずかしいながらも感心するのです。そして書いておいてよかった、と思います。


 なぜなら自分の来し方がわかるからです。自分がどのような経験からそう考え、どのような道筋を辿ってそう考えるに到ったかが分かる。

 するとそれは、全く別のことに生かせます。思いもよらない、全く違った分野の経験に。




 今、着物に関して様々な問題やジレンマに出会うたび、過去、子育てや、外国語を学ぶ上で得てきた経験が、その処理に役立っているのを感じます。

 「あのときはこう考えて正解だったから、今回もこうじゃないか」というような推測が働くのです。



 着物についてこの7ヶ月間、悩んだり考えたりしてきたことも、決して無駄にはならない。たとえこの先、着物から遠ざかってしまったとしても。

 ここにこうして悩みの軌跡を書き残しておけば、あとで必ず役に立つときが来る。



 こういう経験は、直接、世俗的な利益に結びつくわけではありません。たとえば金儲けとか、社会的地位とか、そういうものには結びつかない。

 でも、限られた人生の日々をより満足して送るための、確実な手段になります。




 

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大義名分

 着物を着る大義名分が欲しくて、お茶やお琴など和風な習い事をはじめようか、と思ったことが、なんどもあります。それ自体には興味もないのに。

 着物を着る場が欲しくて、能や歌舞伎を見に行こうと思ったこともあります。



 どちらも「どうしても着物を着なくてはならないのっぴきならぬ理由」が欲しくて考えたことです。

 「そういうわけで、おじいさま、私たちは着物を着なければならなくなってしまったのです」という状況が欲しかった。

 テレビでこの富豪刑事のセリフを聞くと必ず「・・・てゆか、オマエが提案したんだろうが!!」とツッコむわたしですが、わたしの場合もまさしくその通り、「ならなくなってしまった」もなにも、実際は「みずから仕組んだ」以外の何物でもないわけです。

 でもそういう状況を作ってしまえば、世間に対し、着物を着る言い訳がたつような気がしていたんですねえ。



 何かをきっかけに新しいことを始める、それ自体は決して悪いことではないでしょう。着物が着たくて始めた習い事がその後のライフワークに繋がることだってあるし。観劇だってそう。歌舞伎や能を、これをチャンスに一度、見ておこう、と考えるのも悪くない。


 ただ問題は、そういう大義名分がなければ着物を着られない気がしていた、ってことです。

 というか、そういう大義名分さえあれば、堂々と着物が着られる気がしていた、ということ。

 立派な理由さえあれば世間からお墨付きが貰え、大手を振って闊歩できるような気がしていたのですから、鼻持ちならない女でした。




 とはいうものの、仕方がない部分もあります。そこまで追い詰められていたんです。

 着物を着ていると、お店の人などに必ず聞かれるのが、「おや、お着物ですね。お稽古のお帰りですか?」です。



 「お稽古のお帰りですか?」 この問いに、

 「いえいえ、そういうわけでは」 そう答えるときの気まずさと言ったらありません。

 そう答えようものなら先方は「ヤバイ、まずいこと訊いちゃったかな」と動揺し、「でも、じゃなんでこの人、着物着てるんだ? なんで? なんで? なんで?」という怪訝そうな顔つきが隠せなくなるからです。どうも世間は、「着物を着るからには、何かよほど、どうしても着なければならない差し迫った事情があるのだろう」と思うようです。



 だったら明るく素直に答えてみようと、

 「お稽古のお帰りですか?

 「いいえー、そんなんじゃないんです。ただ好きで着ているだけなんです」と答えることもあります。

 これも先方は動揺し、「へえー、好きで・・・?? へえー・・・」といいつつ、目をそらす。「好きで着てる? それはつまりどういうことだ? 目立ちたいのか?」と思ってそ~な気配。これはこれでお互い気まずい。



 「お稽古のお帰りですか?

 「いえ違います。ちょっとさくらんぼ狩り

 こういう答え方は余計先方を混乱させるだけ。「さくらんぼ狩りに着物? なんで? なんで? なんで?」とハテナでいっぱいになりつつ、理由は訊くに訊けない。・・・というか、訊いてもらっても、こっちも困る(笑)。


 たぶん日本人て、定形以外の会話に弱いんです。相手の出方に応じた反応を、1~2種類しか用意していない。アドリブも苦手。だから想定外の返答をされると、一体どういうリアクションをとればいいのか、分からなくなってしまうのでしょう。



 最近ではもう面倒くさくなって、

 「お稽古のお帰りですか?

 「ええ、そうなんです」とウソをついてしまおうかと思ったり。



 でも実際はそこまでの度胸はないので、

 「お稽古のお帰りですか?

 「ウフフ・・・そうねえ~、どうかしら~?」と無駄に謎めいてみたり。



 「お稽古のお帰りですか?

 「いえ、ちょっとそこまで

 「あー、ちょっとそこまで、ですか

 「ええ、ちょっとそこまで、です」 それ以上詳しく聞くなと、目でけん制してみたり。



 ・・・あー、めんどくさっっ!! なんでこんなことに頭を悩ませなくてはならないのッ!!

 だからいっそのこと、お稽古ごとを本当に始め、ウソから出たマコトにしてしまおうと思ったりしたわけです。



 そんなわたしのサンクチュアリは鎌倉で、ここはさすがに古都観光地、「お稽古のお帰りですか?」などとは決して訊かれない。着物姿でも驚かれない。鎌倉だから着物着てきたのね、と納得してもらえる。「鎌倉だから」、それが着物を着る正当な理由になるんです。



 これは本当~~に気楽。鎌倉から帰ってきたときも、

 「お稽古のお帰りですか?

 「いえ、鎌倉へ行ってきたんです」って答えられるしね^^。

 先方も、「え、鎌倉って着物で行くようなとこだっけ?」という一抹の疑念を抱きつつ、一応「あー、鎌倉ですか~、いいですねー」というリアクションが返せ、安堵する。




 この「お稽古のお帰りですか?」に対し、抜本的な対策はいまだ立っていません。でも自分の行動範囲内では、この質問も一巡し、あまり訊かれなくなりました。いつも立ち寄る店では、「この人は理由なく着物を着る人」という認識がおおよそ周知徹底した、ってところでしょうか。


 ほんのちょこっと人と違ったことをするというのは、ことほど左様に大変。人と違うといったって、裸で歩いているわけでも、着ぐるみや宇宙服を着ているわけでもないのですが。



 でも、いくら大変でも、大義名分を掲げるのは、もういいや、と思います。

 箔付けしたって、本当の自分は変わらない。

 「なんだかよくワカランけど、理由なく着物を着る人」、所詮それが、わたしの真の姿だからです。


 

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小千谷縮が着てみたい

 今回の二次試験では、ご褒美は何も買いませんでした。お腹がすいていたので、家で冷たいお蕎麦でも食べたくて、すぐに帰ってきてしまったのです。

 でもいちおう、前から行って見たいと思っていた新宿の福服には寄ってきました。

 小千谷縮があったらいいな、と思って見に行ったんです。残念ながら売り物はありませんでしたが、店員さんが一人、着ていらしたので、見られて満足^^。これが今回のご褒美、と思うことにしました。




 ちょっと前のことになりますが、別の中古着物屋さんで、年配の店員さんがやはり、涼しげに麻の着物を着ておられるのを見たことがあります。

 尋ねたら「小千谷縮」とのこと。それがわたしの小千谷縮とのファーストコンタクトでした。

 一目で本麻と分かる和紙のような風合い。軽くシワシワで独特。それをゆったりとした衿まわりで着てらして、思わず見惚れてしまいました。



 その店員さん(女将さん?)は、たぶんわたしより年上。還暦くらいかな? 決してお若い方ではありませんでした。また、特別ものすごい美人ってわけでもなかったと思います(失礼(汗))。

 でも華奢で折れそうで、支えてあげたい、なんだかギュッって抱きしめたくなるような感じで、とても素敵だった。


 あとねえ・・・、脱がせてみたい、と思った。

 ははは・・・キケーン(笑)。でも本当にそう思ったのです。


 そういう色気(?)はもちろん、小千谷縮を着ているからではなく、その方が本来お持ちの個性や雰囲気によるものなのかな、とは思うのですが、でも、体と一緒に、空気まで軽くかっさりと包み込むような生地の風合い、襟元の浅い掻き合わせが、中はどうなっているんだろう?って興味をそそる感じ。

 たとえるならば、楊柳のような風合いの和紙でゆったりと包まれた和菓子の包みのような感じ? 硬いデパートの包装紙にピシッと包まれた包みはなんとなく近寄りがたい感じがするけれど、和紙の包みは開けて、開けて、って言ってるようで、開きたくなる。そんな感じかなあ??




 もしかして、あんな感じで小千谷縮を着たら、自分ももしかしたらはかなげになれるかも、・・・なんて大それた幻想を抱いてしまった^^;。最近、着物ブログでも、よくみなさん、小千谷縮を着ていらっしゃって、見るたびに、ああいいなあ、素敵だなあ、羨ましいなあ、って憧れてます。

 ネットで写真見たくらいでは、生地の風合いまでは分からないけれど、実際に間近で見た小千谷縮の風合いのイメージを思い出すのよねえ・・・。写真で分からない部分は、想像を補って見る。そして憧れる。


 ・・・ああ~、小千谷縮、着てみたい・・・。





 ・・・って、やっぱり、いいかも・・・。幻滅したくないから。自分にも、小千谷縮にも。

 いざ自分が着てみたら、ちっとも似合わなかった、なんてことになったら、自分に幻滅すればいいの? それとも小千谷縮みに幻滅すればいいの? ・・・いずれにしてもガッカリなことに変わりはないから。



 着てみたいけど、着てみたくない。すくなくとも3キロ減量するまではやめておこう・・・。



 夏着物って難しいですね。冬は体型がどうでも顔がどうでも、着るものさえ選べば、けっこうキャラで着こなしてしまえるってところがある気がしますが、夏は魅力の体型依存度がグッと高まる気がする。

 夏は涼感が命なのに、お腹が出てるとどうやってもその涼感が出ない。ほんとに体型って大事。

 ああ、夏だというのに、全く食欲が落ちず、何でも美味しく食べられてしまう自分が憎いわ・・・。



 まあ小千谷縮は人気で、どのみち今年の上限一万円では買えそうにないし。

 少し痩せて、姿勢を良くして首を伸ばし、肩をなるべく下げ、そうやって今より少しは涼しげな体型になったら、そのうちいつか、ご褒美に、自分に買ってあげようかな。




 幸い、年齢はあんまり関係がない気がするので、ゆっくりいこう、ゆっくり^^。



 いつか小千谷縮を着られるよう、頑張ろうと思います^^。
 




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「つくろいものやはじめます」 石橋富士子

 こんな本を読みました。


つくろいものやはじめます (お江戸あやかし物語)
つくろいものやはじめます (お江戸あやかし物語)

(2011/10/06)
水沢 いおり 作
石橋 富士子 絵


 分類から言うと、たぶん童話です。子どもの本。挿絵満載で、絵本に近いです。文章に挿絵がついているというより、絵の中に文章がある、に近い。

 でもわたしの中では「着物本」に分類されています。なぜかというと、挿絵を描いているのが石橋富士子さん(ぺたこさん)だから。

 あと、舞台が江戸時代だから。そして、主人公が「つくろいもの屋」だから。直接着物が主役なわけじゃないけれど、深くかかわっているので。




 そして、これがなかなかの名作でした。

 なんといっても良いのは、雰囲気。絵も文章も、すごくいい。両方が合わさることで、更に良い。

 出てくるもの全てが江戸の風物で、「江戸ロマン」って感じ。

 言葉遣いも江戸風味、満載!

 「妖怪」は「あやかし」、「関西」は「上方」。

 「ちょいと、しっかりしとくれよ」

 「おっと、ごめんよ。おどかしちまって」

 「みょうな話だねえ。その黒岩なんとかってやつに、おとがめはなかったんですかい」

 天狗とか妖怪とかが登場するファンタジーですが、背景がしっかり書き込まれているので、臨場感がありました。絵も、優しくてきれいなのに、同時に粋で、文章にぴったりでした。


 また、オール江戸風味な中に、ときどき感じる平成っぽさがスパイスになっていてよかった。「のけぞりました(p.40)」「つっこみをいれながらも(p.134)」(笑)。

 完全に江戸じゃなく、ときおりフッと平成の世に引き戻してくれる感じがお茶目^^。





 いいなあ、こういうの^^。

 最近、着物に関しては、ディープにガガーッとハマった出だしに比べると、だいぶ沈静化してきて、ちょっと中だるみっぽい感じですが、深くハマっていない分、広がってきたように思います。

 とにかく「着る」ことが大事だった最初の頃に比べ、興味が着物の周辺にまで飛び火してきたんです。着物への興味をきっかけに、今まで興味のなかった他のいろいろなことに、興味が出てきた。

 たとえば、以前は海外にしか興味がなかったけれど、着物ブログで日本国内にもきれいなところ、たくさんあるんだな、と知り、国内旅行に行きたくなりました。



 この本も、着物に興味を持つ前だったら、ここまで気に入らなかったかも、と思うんです。着物に興味を持つ前は、日本史にも和裁にも、全く興味がなかったので。


 今は和裁にも日本の歴史にも、そして江戸時代の風物や言葉遣いなどにも興味があるから、物語や挿絵だけでなく、この本の隅々まで楽しめた。

 もともと素晴らしい本、ということもあるけれど、そういう本の良さが分かる自分も嬉しいです^^。




 あ、そうそう、この本には続編があって、こっちも読みました。

あやかしの店のお客さま (お江戸あやかし物語)
あやかしの店のお客さま (お江戸あやかし物語)

(2012/10/03)
水沢 いおり 作
石橋 富士子 絵


 普通、続編って、一作目よりも若干クオリティが落ちることが多いと思うのですが、この作品は、二作目も、一作目と全く変わらない出来栄えでした。

 一作目同様、春夏秋冬の話が一つずつ収められています。各話の合間に挿入されている、江戸や着物などについてのイラストコラムも楽しい^^。文と絵、どちらがよりよいというのではなく、全く同じ重みで良い、と感じられる本は珍しいですね。

 きっとこの先、3作目、4作目と続いてゆくのでしょう。今年も10月ごろになったら出るのかな??


 また続編を読むのがとても楽しみです^^。








 ぺたこさんの本は、ずいぶん前にも一冊読んだことがあります。また別の本を読み次第、ここに追加予定。

知識ゼロからの着物と暮らす入門 (幻冬舎実用書―芽がでるシリーズ)
知識ゼロからの着物と暮らす入門

(2005/11)
石橋 富士子

 着付けから下着や小物作りまで、一冊あれば一通りのことがわかるイラスト本。カラーページが3分の1くらい。羽織を脱がない前提の「なんちゃって帯」(ただ巻いてマジックテープで止めるだけp68)にはビックリ! 確かにすごく便利そう。わたしも二つ三つ作りたい。

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うさぎ

Author:うさぎ
50歳にして着物を着始めた、最初の一年間の日記です。 

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