浴衣でランチ

 浴衣でお昼を食べに行ってきました。

 久々に着物を着ようかな、と思いましたが、夫が「僕も浴衣で行く」と言うので、わたしも浴衣にしました。着物はこれからも着られるけど、浴衣はもうそろそろ着納めだしね。

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夫、カンペキに自力で着ました^^。
でも前より着丈が短いような・・・? 洗濯したら縮んだ??
それとも着方によるのかな??



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今日行ったのは、こんなお店。夜は居酒屋になります。
浴衣で行っても、全然違和感ない^^。



 本日の装い:

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着物:有松鳴海絞りの浴衣
帯:博多献上小袋帯(正絹)

 髪は下ろしたままにしてみましたが、やっぱりうっとおしいですね。上げたほうがよかったかも。

 帯は、前回は、黄色だったので、今回は赤にしてみました。帯結びはカルタ結び。これが一番簡単^^。テスト疲れで、着物へのモチベーションが落ちているので、無理をせず、ラクしました。

 それでもやはり外出するとなると、気を遣いますね。家で着るのとは大違い。家は毎日浴衣を着ていますが、外出するのは久しぶり。8月6日以来です。

 なんと、下駄が擦れて足の皮がむけてしまった!! 片道10分の距離なのに。下駄や草履が擦れるなんて、ここ数ヶ月全く経験していなかったこと。きっとしょっちゅう和服で出かけていたからでしょう。

 ちょっと休むとこのザマ。何事も「継続は力なり」ですねえ。




 浴衣だし、近場だし、のごくごく気軽な外出でしたが、やはり出かけると、いろいろ考えたり分かったりすることあるなあ。久々に和装で出かけられてよかったです^^。





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阿波しじら織を洗ってみた

5月ごろに書いた記事が発掘されたので、とりあえずアップしておきます。


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 阿波しじらの反物を買いました。

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綿100%。正藍染め(天然藍で染めたもの)のようです。

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縮みのようなシボがあり、透け感があって、涼しそう。
これで夏着物を作るつもり♪


 縫う前に、まずは水通し&地直ししなくっちゃ。

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あっとその前に、長さを測っておかないと。
幅:約36センチ
長さ:約11メートル23センチ


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水に漬けて揉んだところ。
藍染だから水が青く濁るかと思いきや、なんと、茶色に!!

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水を替えてもう一度、揉み洗いしてみた。
あら、今度水が青黒く・・・。不思議~~!!


 どうしてこういうことになるのか調べてみました。

 どうやら最初に出た茶色は、「アク(灰汁)」のようです。水を替えたあとの青黒い水が、藍染の色落ちかな? でも何度も洗濯すれば、だんだん色落ちしなくなってくるそうです(参照:「藍染めの洗濯方法」)。




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洗濯機で脱水をかけ、部屋の中に干しておいたら、2、3時間でカラッカラに。

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アイロンをかけ(長いので、大変だったー!!)、もう一度長さを測ってみました。
幅:約36センチ(変わらず)
長さ:約11メートル10センチ(10センチちょっと縮んだ)

 もっと縮むかと予想していましたが、意外と縮みませんでした。あーよかった! ちょっと短めなので、足りなくなるんじゃないかと心配していたんです。この用尺があれば、なんとか足りそう。



 さて次は裁断。頑張ります^^。










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着物で日本体験

 昨日、ここ2ヶ月かけて準備してきた大きなイベントが一つ終わりました。通訳案内士の試験を受けてきたのです。

 通訳案内士って、外国人を外国語で案内する仕事です。つまり通訳を兼ねた観光ガイド。仕事としてこうした観光業務を行う場合、この資格を持っていないと違法になります。


 着物で、外国人を鎌倉に案内できたらいいな、と思い、スペイン語で受けてみました。外国の方にも貸衣装屋さんで着物を着てもらい、みんなで鎌倉・着物散策なんて、うわー楽しそう~



 鎌倉へ行くと、ときどき外国人の着物姿を見かけます。だいたい着物姿の10~20人に一人は外国人、くらいの比率かな?? けっこうちょくちょく見かけます。

 みなさんとってもきれいに着ていらっしゃる。着物は日本人しか似合わないかって、そんなことないですね^^。日本人のような寸胴でなくても、脚が短くなくても、着物は素敵。・・・いや、むしろ、わたしの好みからいうと、胸元がふっくらしていて、帯の下が長い着姿のほうが好きなくらいです。

 たぶんそれは、洋服文化で育ってきたからでしょう。きっと洋風の美感覚に慣れてしまっているのね。着物の形は昔から変わらなくても、それを見る人の目が変われば、「こういうのが着物の形」という概念も変わってくる。



 わたしも海外旅行へ行くと、その地の民族衣装を試着させてもらったり、買ってきたりしますが、そういう体験ってと~っても楽しい^^。外国の方にも着物で「なんちゃって日本体験」をしてもらいたいな、と思います。「ああ、こうやって着物って着るんだ~」って、体験を通して知ってもらえたらいな、って。

 富士山など、日本の名所が世界遺産に登録され、人類全体の財産として大事にされているように、着物も日本の、というより、世界の文化のうちの一つになればいいと思う。

 京都に行くほど日程に余裕のない人でも、鎌倉なら東京から日帰りできるので、多くの外国人に、気軽に着物で鎌倉散策を楽しんでもらえたら、なーんて夢見ています。



 まだ今はただぼんやり夢見ている段階ですが、でもとりあえず夢に向けて一歩踏み出そうと思い、ガイド試験を受けました。今回の受験はほんのお験しですが、チャレンジしてよかったと思っています。




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「十二か月のきもの」 中谷比佐子

 とにかくこの著者が好きだー、と思った本です。10年以上前に書かれた本ですが、まだ絶版ではないようで、本屋の店頭でも見かけます。

十二か月のきもの (おしゃれなきもの教室)
十二か月のきもの

(1999/09)
中谷 比佐子


 著者はもともとジャーナリスト。若い頃は着物には全く興味がなかったようですが、仕事で染織の取材に行った際、

「きもののことをアレコレ聞いていても、洋服着て聞いているんだもの。理解できんのじゃあないかね、あの女の人」

という自分への陰口を聞いてしまい、

「わかった! とにかく三六五日、毎日きものを着て過ごそう」

と一念発起。以来20年間、

あと一年、あと一年と、ついに二十年間の毎日をきもので過ごしていました。

という方です(「二十四節気ときもの」p.4より引用)。


 20年も前から毎日きものを着ていらっしゃる割には、初心者の辛さも覚えていらして、全体的に文章が謙虚なところに好感を持ちました。



 あと、知的。

 たとえば、なぜきものは左前で着ないのか。太古の昔から「左前は仏さんの着方」と決まっていると、バクゼンと思っている人が多いと思いますが、実は左前で着ていた時代もあり、古墳の壁画に残されているのだそうです。

養老ニ(七一八)年にできた『養老律令』の中に、「天下ノ百姓皆右衿ノコト」と。藤原不比等たち、当時の支配階級の人たちが、中央集権国家の確立を早くするためきものを利用し、その衿合わせの右、左で支配階級、非支配階級を決めた名残が、「左前はいけない」だったのです。


 こういうことを、別の本からの受け売りではなく、奈良時代の資料をご自身で読み漁って調べていらっしゃる。信頼できる感じがしました。




 「十二か月のきもの」という題名どおり、この本の内容は「どんな時期に何を着るか」がメインです。ただ、決して一般的とはいえません。

 たとえば、春単衣は立夏(5月6日頃)から、秋単衣は白露(9月8日頃)からで、「年によっては10月20日くらいまで単衣を着ていることがあります(p.52)」と書かれています。

 著者の別の本「二十四節気ときもの」(p.6)には、

そして「立秋」になると、空気ひんやりしてきて紗とか麻のきものが冷たく感じられるようになり、「立冬」ではじめて全国的に袷という感触。

というのだから、すごい。ちなみに立秋は8月8日頃、立冬は11月8日頃です。

 ご多分にもれず、この本にも「何月に何を着るか表」が巻末についていて、それを見ると、これを守らなくちゃいけないのかな?と思いがちですが、文中には、たとえば8月の項に、

帯芯入りの名古屋帯には、しばらく夏休みを。


でも絶対にダメッという決まりはなく、冷房のきいたところで内臓を冷やしたくないと思えば、帯芯入りの帯でもいいのでは。


きもののコーディネートには、こうしなければならない、という強い決まりはないとわたしは思っています。着る人の体調、自然との折り合いの中で、バランスをとっていけばいいのではないでしょうか。


着ている人自身が心地よく、またその姿を眺める周囲の人たちも穏やかな気分でいることができる、それがきものの装い方の真髄だと思います。

とあります。

 まあそれならそれで、できるだけ「○○の場合は、★★にします」のように書かないでほしいな、と思うのですが(「○○の場合は、★★にしなくてはいけません」と読めてしまうので)、文章を簡潔にするためには仕方がないことなのかな・・・。



 著者のきもの姿写真も、後半のページに何枚か全身像が入っています。これがまた素敵。髪型ときものの色柄で、一人の人がこんなに違ってみえるんだ~!と分かり、楽しかったです。なんと、年齢まで違ってみえるんですね。

 お召しの色は、淡い鶯色、青、オレンジ、黒と様々ですが、どの色もそれぞれお似合い。「こういう色しか似合わない」と決める必要はなく、もしかして、纏う色によって、その人の個性の、違った部分が引き出されるのかも、なーんて思いました。





 以下の本も読みました。こちらのほうが10年新しいからか、コーディネートが現代的^^。二十四節気というのは、旧暦の月名を、ズレを調整して新暦に置き換えたもののようですね(ウィキペディア参照)。

二十四節気ときもの
二十四節気ときもの

(2009/05/22)
中谷 比佐子

 一年を24に分け、それぞれの時期について、説明と、コーディネート写真があります。着物はシンプル、帯には季節感があり、とても素敵。本の前半はオールカラーで華やかですが、後半はモノクロで、細かい文字がビッシリ。真面目に読むといいことあるかも・・・と思いつつ、ちょっと億劫・・・。そのうちヒマになったら読んでみようと思います。



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わたしが着物にハマったわけ

 わたし、もともと全くオシャレじゃありません。

 何を着ようか考えるの、すごく面倒。だから洋服もあんまり数持っていません。畳んでしまうものは、夏モノ冬モノそれぞれ幅3尺のタンスの引き出し1段分。吊るす収納も、3尺あれば十分。

 家にいるときは、3枚の家着をヘビロテ。買い物行く用の服が別に3セットくらい。これもヘビロテ。面倒なので、上も下も、形は全部同じに揃えています。違うのは色と柄だけ。

 気に入ったシルエットを見つけると、色違い・柄違い・細かいデザイン違いで一気に大人買い。何年も着ます。だって面倒だし。選んだり、買ったり。服の買い物なんて、年に一度もやれば十分よ。

 娘たちと買い物行くのは大好きなんですけどねー。娘たちがいろんな服を着てるとこ見るのは楽しい。買ってさえやれば、勝手に自分で選んで着るから、手間要らずだし^^。

 でも自分は・・・。はっきりいって、どうでもいいです・・・。服を買ってもそれだけじゃ終わらず、毎日自分で選んで着なくちゃならない。それがイヤ。


 普段用は形を揃えてあるからラクですが、外出用はそうもいかず、TPOに合わせてスカートやらズボンやら、形の違うのがいろいろあって、それがイヤ。下に何を着るかで、上に着るものの形も変わってくるじゃないですか。バランスっていうか。同じスカートでさえ、ロングのフレアスカートと、タイトミニでは、上に羽織るもののバランスを変えなくちゃならない。しかもワンピースなんてものまであるときてる。それが面倒。



 そんなわたしがなぜ着物にハマったか。

 それはひとえに、全部同じ形だからです。小紋も紬もウールも浴衣も、着物はみーんな同じ形。帯はみーんな、長ーい長ーい長四角。そこが気に入った。色と柄だけ考えていればいいから。形を考えなくてもいいから。



 6月にさくらんぼ狩りに行ったときのこと、最初は洋服で行くつもりでした。しばらくずっと風邪を引いていて、「着物でお出かけ」なんて元気、なかったから。

 ところが、何を着ていくかで難航した。

 「バスの中はエアコンで冷えるから、下は長いズボンで行こう」というところから考え始めたのですが、

 「でもズボンだと、お腹が目立つ。だから上は長めのチュニック」

 「長めのチュニックは、長めの袖のしか持ってないから、下に着るのも長袖ね」

 「でも屋外で長袖は暑い」

 「じゃあ半袖+カーディガンにするか」

 「でも下を半袖にすると、長めのチュニックが合わない」

 「長めのチュニックを着られないと、お腹が隠せない」

 「じゃあズボンをやめて、スカートに・・・」

 あれこれ出してきて、あーだこーだやってるうちに、イヤになっちゃった。



 それで、「あー、着物だったらラクなのに・・・!!」と思い、着物に手が伸びた、というわけです。

 着物はすぐに決まりました。

 「白は汚れが目立つので、着物は紺」

 「お太鼓は億劫なので、半幅帯」

 「紺の着物に合う半幅は赤か黄色か白」

 「黄色はカジュアルすぎるので、赤か白。夏なので白」

 「帯留めはこないだ作ったアジサイ、帯締めは葉っぱってことで緑」


 ・・・バッチリ!!

 洋服で悩んだ時間、20分、着物で悩んだ時間、1分弱。着付けの時間を入れても、着物のほうがはるかに早かった(帯が半幅だったからですが)。

 やっぱりわたしは着物が好きだー、と思いました。

 ・・・ていうか、やっぱり洋服は面倒。形が様々で。




 着物って、究極のオシャレ・・・のように見えますが、もともとオシャレじゃない人でも、こんな理由でハマるんです^^。




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Author:うさぎ
50歳にして着物を着始めた、最初の一年間の日記です。 

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