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夏を終わらせる

 日本橋三越に、「日本伝統工芸展」(入場無料・9月30日まで)を見に行ってきました。

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行って来た証拠(笑)。

 漆器や陶器などと共に、着物の形に仮縫いされた織物・染物がたくさんありました。小千谷縮、久留米絣、紅型、日本全国からやってきた様々な手法の着物が一堂に会し、大興奮~! どんな手触りなのかが知りたいあまりに、無意識のうちに着物に手を延ばしてしまいそうな自分が怖かった。手触り感触体験用に、端切れが一枚ずつ置いてあったらいいのに。

 夏向きの透ける生地が多く、夏が無性に名残惜しくなりました。夏は試験で忙しく、着物ライフは不完全燃焼だったから。

 それでも、「葡萄蔦文」という作品を見たとき、その秋の風情に惹かれました。乳白色の地に葡萄の葉や実が、紫やオレンジ、からし色など、おいしそうな色のグラデーションで表現されている訪問着でした。

 秋に気持ちを向けたい。でもこのままだと、夏に未練を残したまま、秋を存分に楽しめなくなってしまう。そんな気がして、意識的に夏に区切りをつけなくては、と思いました。

 一番心残りなのは、先日貰ってきた祖母の絽の小紋をまだ着ていないこと。

 そこで、箪笥の上に上げてしまっていたのをまた下ろしてきて、裄を出し、一度着てみることにしました。




 思い立ったらすぐやらないと、と思って、夕方になってしまったけれど。裄だし作業を開始。解くのと裄だしとで、約二時間。縫うのはラクでしたが、糸がキシキシしていて、解くのが大変でした。

 筋消しはラクでした。端を燃やしてみたところ、この着物はポリエステルのようです。ただ、あんまりキュッキュとかけたら、折り代の部分がテカってしまいました。やはり当て布は大切ですね。


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片袖だけ出したところ。3.5センチほど出しました。


 これでこの着物も、いつでも着られるようになりました。

 

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簡単作り帯方式

 本日の自分撮り:

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左は半幅、右は名古屋帯。


 半幅帯も、帯だけだと寂しいので、今日は帯留めをプラスしてみました。帯結びはいつもカルタ結び。だってこの結び方が一番、帯を傷めないんだもーん。他の帯結びは帯を傷めそうで怖くて、なかなか練習できません;;

 右は昨日と同じ名古屋帯。昨日と違うのは、帯の締め方。今日は中ざくらさん方式で締めてみました。まだコツがつかめていなくてきっちり締められず、緩んでしまいますが、このやり方だと短い帯でもバランスの悪い帯でも、帯を選ばないので、将来的には一番有望だと思っています。

 着付けは、長襦袢はまずまず。着物は、ポリエステルで滑りやすく、なんとなくユルユルな感じ。せっかく抜いた衣紋もすぐに戻ってしまいます。でも前と比べたら、まあまあかなー? 昨日のキチンと感を、まだ体が覚えている^^。



 今日は、後ろ姿撮りが上達しました。

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十数枚の中で、一番うまくいった写真。

 写る角度もだけれど、これは色がいつもよりだいぶマシ。いつもは照明を自分の体で遮ってしまい、暗くなっていたんだ、と気付きました。

 帯結びはユルユルでヘタクソですが、今日は、自分撮りの進歩に満足^^。あ、でも姿勢が悪いわね。明日は姿勢を気をつけよう。



 着付けなのか写真なのか、一体何の練習をしているのか分かりませんが、とりあえず毎日、何か少しでも進歩していこう。

  

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気持ちのいい着方

 本日の自分撮り:

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 写真を見る限りではいつもと変わりありませんが、実は今日の着付けは、自分としてはものすごーく上手く行きました。いつになく、ピシッと着られた。長襦袢の着方がよかったのだと思います。

 ピシッと着ると、気持ちがいいですね。姿勢までがシャンと伸びる。

 細かく見ると、いろいろ気に入らないところもありますが、「ああ、着物ってこういうふうに着るのか」と、ちょっと分かった気がします。

 今までは、細かいことにこだわりすぎて、基本が見えていなかった。衣紋が抜けているとか、おはしょりの処理とかも大事だけれど、それよりまず全体的にピシッと着ることが大事だな、と気付きました。

 ・・・というか、そもそも「ピシッと着る」というのがどういう感じかが体感的に分かった。

 この体の感じを忘れないようにしようと思います。


 それにしても、祖母の箪笥から発掘したこの着物は着易い。西陣織っぽい単衣で、裏がデコボコしているからだと思います。滑らないから、自分に着付けやすい。義母に貰った先日の藍色の単衣紬もそうですが、この二枚はすごく着易くて、大好き。

 写真左は広めの半幅帯。冬に買ったこの秋帯が、ついに締められる季節になってきて嬉しいです。

 右は大好きな薄手の八寸名古屋。とっても締めやすい。

 今日も前結び。最近前結びがマイブームです。この帯、ほんとは前結びに向かないのだけれど。前柄の位置がちょっとヘンなので、前結びにすると、手先が足りなくなってしまうのです。




 

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単衣紬に帯7本

 本日の自分撮り:

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 途中で帯だけ替えました。左は半幅帯、右は八寸名古屋帯のお太鼓(前結び)。

 今日は帯揚げがいつもより上手くいったので、嬉しい^^。真ん中のタテになる部分にシワが寄らないと、きれいに見えるんですねー。・・・で、結び目を作るとき、人差し指を輪になったところに入れながら締めると、ここにシワが寄らない。




 さてこれで、藍色の単衣紬に帯7本あわせたので、並べて見るべ^^。

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6月。左二つは名古屋帯、右は半幅帯。


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9月。両脇は名古屋帯、真ん中の二つは半幅帯。

 自分としては、これから夏に向かう6月は涼しげに、秋に向かう9月は秋色と、着分けたつもりでしたが、こうしてみると、6月の一番左は、秋っぽかったですね。やはり帯が寒色のほうが、爽やかで涼しげ、暖色だと暖かい感じ。

 赤系の帯三種は、どれも似たような印象。やはり印象は圧倒的に色で決まるなあ、と実感。

 自分撮りもだいぶ慣れてきた(前上半身のみ)なので、こまめに写真を撮ろうと思います。



10月21日追加:

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脱・アスファルト化

 以前、「アスファルト化して都会のカメレオンを目指す」と書いたんですが、やっぱりアスファルト計画、やめることにしました。

 都会に紛れる色を目指すの、や~めた!

 土曜日に、娘に白・白コーデを着せて思ったんです。これ、ユーレイみたい、って。特にバックが竹林だったりすると、「写ってはならないものが、写ってしまった写真て感じ」(娘曰く)。

 下の写真は横向いているからまだいいんですが、こっち向いてると、けっこう怖いです(笑)。

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 曖昧模糊としたグレーがかかった淡い色で全身をまとめ、都会の保護色に同化すれば、着物姿でも集団に埋没して、目立たないのでは?と思ったのですが、それは初心者の浅知恵でした。

 影が薄すぎて、逆に目立つ(笑)。それがよーく分かりました。

 やっぱり何を着ていても、着物は着物っていうだけで、目立つ。悪あがきはやめて、そういうものだと思うことにしました。

 そんなに目立ちたくなきゃ、洋服を着ればいいのよ、ウン。




 あと、娘に着せてみて、こういうコーディネートは、若くてスラッとした子だから似合うんだ、と分かったのも理由の一つ。わたしが着ても似合わないと思いました。

 一般的には、若い人は明るい色で、年をとったら地味な色、みたいに思われているけれど、実際は必ずしもそうとは限らない。このユーレイルックは、地味な色ですが、わたしより娘のほうが似合うと思う。

 娘が着ると、この色だからこそ、清楚でかわいかった。ま、清楚すぎて、幸薄そうですが(笑)。でも似合っていたとは思います。


 わたしが同じ着物を着るのなら、帯はもっとパンチのある色を持ってきたほうが、全身が引き締まり、痩せてみえるかな、と思いました。

 スタイルのいい人は、せっかくのプロポーションを帯で区切ってしまっては勿体ないけれど、スタイルの悪い人は、柄だの色だので、シルエットを霍乱したほうが、プロポーションの悪さが目立たない気がする。


 ・・・というわけで、アスファルト化はやめて、これからは、自分の似合う色や、帯と着物の組み合わせを探そうと思います。

 

 

 

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うさぎ

Author:うさぎ
50歳にして着物を着始めた、最初の一年間の日記です。 

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