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洋服でおでかけ

 きのう久々に洋服でおでかけしました。「おでかけ」って言っても、アラビア語を習いに行っただけですが^^;。

 でも学校は都内。神奈川県民のわたしにとって、都内へ行くというのは、目的が何であれ、「おでかけ」なのであります。電車乗るし(笑)。

 日々の買い物は洋服ですが、洋服で電車に乗って出かけたのは久しぶり。何か不思議な感じ。洋服を着ていると、人ごみに紛れて目立たない。誰もわたしのことなんか、気にも止めない、気付かない。その安らぎといったら・・・!

 着物を着て出かけると、誰かが見ているような気がして、いつも内心、ビクビクドキドキ。

 自意識過剰? ・・・いや、見られているのは確かです。憧れ、嫌悪、もの珍しさ、嫉妬、好意、さげすみ・・・。どんな感情で見ているかはさておき、なんらかの感情を持って見ている人がいるのは絶対確か。

 その証拠に、わたし自身、きもの姿の人を見れば、絶対見ますもの。きのうもきもの姿の3人組とすれ違い、ジロジロしげしげ見てしまいました。失礼だとは知りつつ、どうしても眺めずにはいられない。

 そしてその心のうちはといえば、一番近い表現は「羨望」でしょうか。お三方とも、柔らかものをきれいに着ていらして、着物も帯も着方もくたびれていない「きちんとした感じ」が清清しく、眩しかった。そしてまた、そうした晴れ着を着られる場のあることの羨ましさ。




 ところが学校に着くと、意外な展開が待ち受けていました。今晩、学校でパーティがあるのですと。白いアラブの衣装で全身を覆った馴染みの先生が「君達も来てね」と呼びかけていました。その先生が博士号を取得された、そのお祝いだそうです。

 授業後、みんなで学校内の会場に赴くと、それはもう、ものすごいパーティ。会場は男女別で、女性用の会場にも数え切れないほどのご馳走が並び、アラブ女性が子どもを連れてたくさん集っていました。

 いつも思うんですが、アラブ人て、目の面積が日本人の3倍くらいある。服は平服でしたが、彼女たちの場合、服がどんなでも、顔がゴージャスだから、いつどんなパーティに出ても大丈夫。雰囲気が華やかなのです。

 そこへ行くと、われら日本人は洒落た服やら目張りやらで底上げが必要なわけですが、あいにく今回は突然のことで、我々は服も平服なら、顔も普段着;; ああしまった、顔は平たくとも、服はせめてきもので来るんだった、と思いました。


 とてつもなく美しいアラブ人美女に話しかけられ、しばしおしゃべり。でももうひとつ話が続かない。わたしのほうが相手について尋ねるばかりで、先方が興味を抱く要素がこちらにはないからでしょう。やはりきもので来るんだった、とここでもまた改めて思いました。

 何か、手土産も持たずに手ぶらで来てしまったような・・・。アラブのお香に酔いしれ、アラビア語の抑揚に耳を楽しませ、アラブ美女の美しさに目をみはり、アラブ料理の美味しさに舌鼓を打ち、そうやって自分のほうはアラブ文化を満喫しているクセに、相手には何も返すものがない。

 本来なら文化交流になるべき場で、一方的に相手の文化を与えられるばかり。それが口惜しい。

 きものを着ていれば、「今日のパーティではきもの姿の人がいてね」という話のタネを、せめてお土産にもって帰ってもらうことができたのに。

 いつも無駄にきものを着ているクセに、よりによって一番きものを着るべき場で洋服とは、何たるマヌケ!

 非常に悔しい一幕でした。 


 
 
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Author:うさぎ
50歳にして着物を着始めた、最初の一年間の日記です。 

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