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「母譲りのきもの」 家庭画報

 またまた素敵な本を見つけてしまいました。

母譲りのきもの: 絆のきものを私らしく、お手入れ (家庭画報Special)
母譲りのきもの

(2011/09/16)
世界文化社



 この本、すごく斬新な本です。

 新しいものを買うのではなく、今あるものを活用しよう、というコンセプトがまずは新しい。お母さんやおばあちゃんが着ていた着物を、帯だけ現代的なものに変えたり、手直しをしたりして、年齢相応、もしくは現代的に着こなすヒントがたくさん書かれています。

 たとえば派手になった着物を羽織に直したり、傷んだ着物を長襦袢や帯に作り変えたり。そういう大掛かりなリフォームは、専門家に任せること前提で費用を記載、シミ部分をアップリケや刺繍で隠す小技は、自分でやるの前提でやり方が記載されています。

 昭和時代の着物ばかり着ているわたしにはピッタリ! 洗い張りや修理の依頼方法や、短い帯の締め方、対丈で着るときの小技などもあり、古い着物の着用を全面的にバックアップしてくれます。

 あと、秀逸なのは、半襟の付け方。2ページに渡り詳しく説明されていて、昨日も書きましたが、とても役に立ちました。




 もう一つ斬新なのは、中高年向けの本だということです。これって実はすごくレア。若い人向けの着物入門書はけっこう出ていますが、40代、50代になって初めて着物を着ようという人向けの本は、ほとんどなくて寂しかった。しかもきれいなプロのモデルさんを使った本ばかり。そういう本は確かに素敵で、見ていて楽しいのですが、自分が着るときの参考にはならない。

 この本は職業モデルではない、一般の方々の着物姿ばかりなので、参考になります。インターネットのブログなどでは一般の方の着物姿が見られますが、ただネットは長時間眺めていると疲れるので、本の形で眺めたいな、って思うときもあって、そんなときにこの本に出会ったものだから、感激しました。

 母親が着ていた同じ着物を娘でコーディネイトを違えて着たり、同じ人が違う着物を着たり。そういう違いを見比べるのが楽しい^^。

 登場される方は、一般の方々ですから(※ 容姿という点において。社会的な地位という意味では、立派な肩書きをお持ちの方が多く、市田ひろみ・笹島寿美両大御所先生も登場します)、ちょっと太めの方、お腹が出てる方、首が短い方など、個性はいろいろ。でもみなさん、すごくきれい。それぞれにきれい。生き生きしてる。

 着付けはたぶんプロがやっています。写真もプロ。とてもきちんとした印象を受けました。モデルのように、特別着物が似合う容姿でなくても、着物をきちんと着ると、みなそれぞれ、こんなにきれいなんですねえ。

 容姿における「個性」というのは、ややもすれば「欠点」と同義語。でも個性を隠して美人になりすまさずとも、持ち味を生かして、プラスの効果を生み出せるんですね。元気がでました。




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Author:うさぎ
50歳にして着物を着始めた、最初の一年間の日記です。 

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