二重紗って何?!

 先日裄だしした紗着物、なんとこれ、ただの紗ではなく、「二重紗」というもののようで、動揺しています。

 ただの紗ではなく、二重紗だと、どうして動揺するのか、って・・・?

 それは、着用時期が違うからであります。薄物ではない=7、8月に着られない、かも・・・?

 ああーー、綿密に練り上げた、わたしの夏着物計画が~~~! 一からやり直し?!


 でもじゃあそれなら、いつ着用するものなのか。

 それが諸説紛々で、結局よく分からないのであります。中には5月下旬の2週間のみ、とする説もあって・・・(※ 「紗袷と二重紗」参照)

 5月下旬なんて、すぐそこじゃん!! しかも6月に入ったら着られない?! 確かに、透ける割には、そんなに涼しくなさそう・・・。

 でも、そしたら帯は何を合わせたら~~~! 5月下旬に着るんだとしたら、帯探してる時間がない~~!!

 あー・・・なんてややこしいものを買ってしまったんだ・・・初心者のクセして・・・

 ・・・っていうか、初心者だから知らなくて、買ってしまったんだけど^^;

 ほかにも悩んでいる人は多いみたい。たとえば「オークションで二重紗の着物ということで落札致しました(ヤフー知恵袋)」など。ブログでもそういう記事、いくつか発見~。

 しかし、諸説あり、悩む人も多いなら、いっそこのこと、夏場ならいつ着てもいいとか・・・ダメ??

 どおしよう~~~!!






 ・・・あれ、でも待てよ。

 このこんがらがりの元は、二つの要素が合わさってできたもののような気がする。言葉の定義と、それぞれの着用時期の問題と。


 まず「二重紗」という言葉の定義が人によって違うみたい。

   Ⅰ 二重紗 = 紗合わせ
   Ⅱ 二重紗 = 風通織(二重織)の紗


 次に、それぞれにつき、着用時期の認識も人によって違うようだ。

   Ⅰ.紗合わせの着用時期
      ⅰ 袷と単衣の間
      ⅱ 単衣の時期
      ⅲ 単衣と薄物の間

   Ⅱ.風通織の着用時期
      ⅰ 袷と単衣の間
      ⅱ 薄物の時期

 更に、単衣をいつ着用するかの認識も人によって異なるから、ややこしい・・・。



 そもそもわたしの着物は、一体どちらの意味の二重紗なんだろう??

Img_0786.jpgImg_0790.jpg
わたしのはこーゆーの。

 生地は1枚、ただし、裏と表で色が違う。生地は1枚なのは間違いないから、少なくとも紗合わせではない。それだけは確か。

 ・・・てことは、「裏と表で色が違う二重織りの紗 = 風通紗」でいいのかな?(※ 「風通 とは - コトバンク」参照)。





 では次に、風通織の着用時期をいつと考えればいいんだろう?

      ⅰ 袷と単衣の間
      ⅱ 薄物の時期

 最初の「袷と単衣の間」という情報はいくつかあるけれど、その出所は、結局このページ「紗袷と二重紗」のようだ。「二重紗と紗合わせの違い」というページも、パッと見は上記と同意見に見えるけれど、この紛らわしい説明はよく読むと、二重紗に関して解説しているのは羽織モノについてだけで、着物については何も書かれていない。

 二番目の「薄物の時期」というのは、たとえば「ゆうきくんの質問箱257.紗の着物について」。特に風通紗を普通の紗と区別して考えないから、薄物として扱うことになる。



 ・・・なんか、こう整理してみたら、やはり当初の予定通り、7、8月に着るのがいいような気がしてきた。

 わたしの着物は絽以上に透ける。なのに薄物ではないどころか、単衣よりも前、というのは腑に落ちない。

 確かに最近街では、紗やレースの羽織を羽織っている人をときどき見かけるけれど、それは羽織モノだからであって、着物の場合、違うようにも思える。


 ・・・よく分からないけど、ここは自分の感覚を信じていいのでは??

 
 ちなみに、紗合わせは持っていないどころか、実物を見たこともないけれど、「紗合わせの着る時期についてお伺い致します(ヤフー知恵袋)」では「薄物の一歩手前」くらいに考えている方が多い様子。

 つまり、透けるものは、たとえ二枚合わさっていても、限りなく夏のもの。

 なら一枚なら余計、二重に織ってあろうがなんだろうが、真夏に着てヘンじゃないのでは??



 着物は、自分の感覚をどこまで信じていいのか分からないから、難しい。

 でもいろいろ考えた結果、当初の予定通り、7、8月に着ることに決めました^^。




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Author:うさぎ
50歳にして着物を着始めた、最初の一年間の日記です。 

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