スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

はじめての和裁 単衣の裄出し

Img_5980.jpg

 正月に義母から貰った夏物。裄が足りないので縫い直してみました。

 和裁の和の字も知らないわたし。こんな大胆な行動に出たのは、とにかく着てみたくてしょうがなかったからです。夏はまだだけど、お試しでいいから着てみたーい! でもこの袖巾では長襦袢に合わないし・・・。

 ・・・というわけで、冬のさなかに夏物の袖を直しにかかったわけです。



 気軽に取り掛かれたのは、単衣だから、というのがありました。裏地がついてないからラクかな、と思って。柄物で、色が濃いから、縫い目も目立たないし。

 あとこの着物、ポリエステルだと思ってたんです。夏物だし、絹にしては硬い感じがしたので。だから気軽に取り掛かってしまった。

 でも縫っているうちに、掴んだところの生地が手になじんできて・・・。この肌に沿う感じは、もしや正絹?!と思い、これまた「初めての燃焼テスト」に挑戦。裏地の端っこをほんのちょびっと切って燃やしてみたら、見事に燃えた~! 粉々になった灰・・・。正絹だった・・・(驚)。

 あーよかったわー。洗濯機とか高熱アイロンとか、無謀なことする前に気づいて。わかった今となっては、なぜこれをポリだと思ったんだろう、と逆に不思議。一度思い込むと、よく確かめもせずに行動してしまうこの性格、この機会に直そう・・・。


 でも最初から正絹だと思っていたら、こんなに気軽に取り掛かれなかったと思う。絹ってやっぱり敷居が高いんです。手荒に扱ってはいけない気がして、一歩も二歩も引いてしまう。勘違いのおかげでそこを引かずにすんだので、まあ今回に関しては、結果オーライ、かな??


 

 とはいえそれでも最初のうちはおっかなびっくり。外した袖がつけられなかったらどうしよう?と思いつつ、とりあえず片方の袖だけ外しました。・・・で、袖幅と肩山をそれぞれ2.5センチずつ出すことに。

 最初は見ごろと袖、二枚合わせて波縫い、と思ったのですが、見ごろ側はナナメ、袖側はまっすぐなので、あわせるのが難しく、縫いにくかったので、いろいろ試行錯誤して、縫いやすい方法で、適当に縫いました。縫い代も適当にまつりなおしました。

 それで一応袖はついたのですが、縫い目の間が開いてしまうという問題がありました。なぜだか肩の部分て、縫い代を左右に割るんですね。だから縫った部分が引っ張られて開いてしまう。

 これ、強度的にも問題アリだし、どうしたものかなー?と思いつつ、もう一方の袖を解いていたら、最初の袖を外したときには気づかなかったことに気づきました。袖側に1、2ミリ倒して上から波縫いで押さえてあったんです。

 ほかにもいろいろ「ここはこういう風に縫うんだ」っていうのが分かった。まつり縫いの方法とかね。まがりなりにも片袖を縫ったことで、目が肥えたのでしょう。もう片方の袖は、元の縫い方をなるべく踏襲して縫いました。つけ終えた袖のほうも縫い目を倒して補強しました。




 ・・・そんなこんなで、結局、小一日かかったかな? たかが袖を付け直すためだけに。




 ・・・ふう。

 すっかり縫い終えたあとで、ゆっくり休みながらネットで検索したら、縫い目を1、2ミリ倒すことを「きせ」、そこを押さえるように縫うことを「くけ」って言うことがわかりました。

 あと、まつるときのやり方を「折りぐけ」っていうんですねえ。脇下の開き止まりを補強するのは「かんぬき止め」(コチラのページを参考にさせていただきました)。わたしのやり方は、ちょっと違っていた部分も。


 おおー! こういうのをちゃんと読んでからやれば、もっときれいに仕上がったかも・・・?

 でも「まずは基礎を学んで~」なんて思ってたら、たぶん始める前からやる気が失せちゃってたんでしょうね。「エイヤ」とばかりに勢いで取り掛かったからこそできた、って気がしないでもない(笑)。


 わたしの場合、考えちゃダメ、立ち止まっちゃダメ。立ち止まったら最後、それは実現しない。

 だからまず取り掛かってみて、失敗を重ねつつもいろいろやりながら分かってくる。・・・で、やり終えたあとにちゃんと調べて「ああそうだったか」と思って後悔する(笑)。そのあたりが次善の策かと。




 まあとにかく、袖が伸びてよかった。元の折り目の筋が残ってしまっていますが。この筋、どうやって消したらいいのか分からない。あんまりぎゅうぎゅうアイロンかけるのも怖いし。


 でもいいや。筋が残っていても、気にせず着ることにします。だって自分で裄出ししたんだもーん!!



関連記事
スポンサーサイト

テーマ : きもの キモノ 着物
ジャンル : 趣味・実用

プロフィール

うさぎ

Author:うさぎ
50歳にして着物を着始めた、最初の一年間の日記です。 

最新記事

カテゴリ

月別アーカイブ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。