展示販売会の着物

 6日の着物ファッションショーでは展示販売もありました。

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販売ブースを10箇所回ってシールを集め、何か貰った~。これ何だろう? ナプキン留め??



 並んでいる商品は、けっこう夏着物・夏帯の反物が多かったです。「なんでこの時期に夏着物?」と思ったら、友達が「いま冬の素材見せられても、見る気しないでしょ」と言うので、「なるほど~」(笑)。


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 写真中央は最近流行のゴールデン・ムガ(インドの金色の絹糸)で作った生地に一面にスワトウ刺しゅうを施した豪華な着物です。外市(とのいち)という会社のブースで見ました。300万円也。この会社は、エキゾチックな刺しゅうの帯がたくさんあって、10社の中で一番好みでした。


 会場では紬は少数派でしたが、展示販売会では紬もけっこう扱われていました。特に牛首紬(うしくびつむぎ)。あちこちで見ました。ほとんど見たことなかったので、ラッキー~♪ でもなんでだろう?? 結城・大島と並んで3大紬とは聞くものの、中古ではほとんど出てこないのに。

 あと素敵だったのが、刺しゅうの訪問着。会場でも何人か着てらっしゃる方をお見かけしました。機械刺繍でしたが、やはり刺繍って説得力がありますね。とても素敵でした。



 値段に関しては、300万円というのがだいたいどこのブースにも一枚は目立つところにかかっていて、あと「帯とセットで60万円」と書いてあるのをよく見ました。



 うーんこれって・・・。60万円はともかく、セットというところに反応してしまった。

 なんとなく中国ツアーに行ったときのことを思い出してしまったんです。「これは滅多に出合えない稀少な逸品!」という玉の置物の説明をさんざきかされた挙句、「で、それ結局いくらなのよ?」と尋ねたところ、「今なら3つで8万円!」というので、数十人の日本人一同、一斉にどっと白けた経験を(笑)。

 それまでみんなちょっとは本気にしていた「稀少」という言葉が、一瞬で色あせた瞬間でした。「この価格の"自称稀少な高級品"をバナナの叩き売りのごとく抱き合わせで売るとは、さすが大陸!」と、そのおおらかさというか大雑把さにそのとき感心したのですが、どっこい、60万のものを抱き合わせで売る日本人がいたとは・・・。

 なんとなくわたしの感覚だと、セットになった途端、一流品も二流になりさがる気がするのですが、ひょっとして、この人たちの世界で60万円というのは、お手ごろ、お値打ち、叩き売り価格なんですかね。何か新鮮な驚きでした。




 会場は白白コーデが多かったものの、展示会で扱われている商品は意外と白っぽくなく、着物も帯も、全体的に濃くて渋い色調でした。生地は夏向きの生地が多かったけれど、色的にはやはり徐々に秋にシフトしてきているのかな?


 売られている着物と、着られている着物の主流テイストが違っているって面白いですね。今着られている着物は今の流行、売られている着物は次の流行を暗示している、ということでしょうか。


 ショーの着物、観客の着物、展示会の着物と、それぞれに違った傾向を味わえて、とても楽しかったです。



 やはり着物を見るのは好きだーーー!!





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Author:うさぎ
50歳にして着物を着始めた、最初の一年間の日記です。 

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