絹紅梅

 絹紅梅を4本の半幅帯に合わせました。

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帯はいずれも半幅。

 これも真冬の夏ごっこの一環です。実は最近、小千谷縮のみならず、絹紅梅も手にいれたんです^^。

 これ、すごいんですよ。オークションでなんと、100円でした。今までで最安値。状態もよかった。衿汚れがうっすらあったほかは、きれーいな状態。衿もベンジンで拭いたらきれいになりました。

 ただしサイズが小さく、対丈でしか着られませんが。

 でも裄は充分出せる。裄さえ出せれば、わたし、おはしょりが取れなくても気にしまヘン。

 すごいですねえ。ただ唯一、着丈さえ諦めれば、たった100円(送料込み420円)で、欲しかった絹紅梅が、状態にも妥協することなく買え、裄にもこだわれるんだー!



 なにか一つでも、人と同じこだわりを捨てると、こんなにもモノは安く手に入るんですね。特にファッションはそう。流行に乗ることさえ諦めれば、服は中古でいくらでも安く買える。着物なんて、色柄さえ選ばなければ、親戚からいくらでももらえるもんね^^。

 たぶん、ファッションに限らず、なんでもそうなのでしょう。いつも人と同じものを追い求めていると、人並みのものは揃えられても、それ以上のものは手に入れられない。大金持ちならいざ知らず。

 一方、人の欲しがるものを欲しがりさえしなければ、自分の欲しいものはたいてい手に入る。なんたって、人と競争しなくて済むんだもの。効率が良い。

 でもその「人の欲しがるものを欲しがらない」というところが、実は意外と大変。どうしてもみんなが持っているものが欲しくなる。みんながいいというものが、自分もいいと思えてならない。また、人と違っているのは不安。

 たとえば、対丈で着るのがいけないとは、どの着物ルールにも書いていないけれど、それでもみんなおはしょりをとって着てるんだもの、自分だけおはしょりがないのは、何か不安、というようなことだと思う。

 でもそこを超えさせてくれたのが、この100円という金額と、洗ったら10センチも縮み対丈で着るしかなくなった木綿絣の経験なわけで、そういう意味でもこの100円の価値は大きい。




 ところで絹紅梅。

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こういう生地。

 この着物に触れてみて初めて「天女の羽衣って、こういうんだ」と分かりました。まるで羽根みたいに軽い。そして薄い。紗や絽よりも薄くて軽い。

 それに透ける! いままで絹紅梅にもさんざ憧れてきて、一度中古屋さんの店頭で現物を見たこともあるけれど、綿紅梅の印象が強かったからか、浴衣っぽいカジュアルな素材だと思っていて、こんなに透ける繊細な生地だとは、自分で着てみるまで気付きませんでした。

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 こんな着物があることを、肌で確かめられて、とてもラッキーでした^^。



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Author:うさぎ
50歳にして着物を着始めた、最初の一年間の日記です。 

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