袷の裄出し 完了!

 袷の着物の裄だしが、両袖とも完了しました。

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 我ながら頑張った^^。

 二度目はもっとラクにつけられるかと思いきや、なんだかんだで2時間以上かかってしまいました。縫うこと自体はそんなに時間を食わないんです。それより、生地を裏に返したり、二つの生地を合わせてマチ針を打ったりなんだり、特にコレ、とはいえないような細かい準備に時間がかかる。

 「こうだっけ? あれ、違ったかな?」と、何度もやり直している時間が長い。こういうのも、慣れてくれば、一度でサッとできるようになるのかな??

 でも何はともあれ、裄が伸びて、ちゃんと着られる状態になったので、大満足です^^。


 二度目にも失敗はありました。一番大きな失敗は、筋消しのため、濡れた和紙と当て布をしてアイロンをかけたところ、袖つけのところがぺたんこに折れすぎたこと。もう少し甘くアイロンをかけたほうが、ふんわり優しく仕上がったかな、と思います。

 縫い目が大きすぎて、穴が開いてしまい、あとから縫い足したところもあります。

 ちなみに昨日ヘタクソだった裏地のクケは諦め、ギリギリまで裏に返してなみ縫いしました(※ 「波縫い」ではなく、「並縫い」と書くようです)。くけたのは、最後に残った裏に返す口の部分だけ。この方法はラクで、しかもきれいに仕上がりました。

 この方法を思いついたのは、もともとの縫い目がなみ縫いで縫ってあったからです。今回は縫い目を解くとき、元はどうなっているのかをよく観察したんです。一度目にほどくときは、ほどくことに夢中で、縫い方なんか、全く見なかったのに。

 単衣の裄だしのときもそうでしたが、一度縫い直しを経験すると、二度目にほどくとき、注意深くなるんですね。縫う大変さを経験すると、自然と研究熱心になる。


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 なみ縫いをするときは、こーんなふうに(上の写真参照)、テーブルの足にくくりつけた洗濯ばさみで引っ張って縫いました。本にはかけはりとくけ台(生地をひっぱる和裁道具)を使うよう書いてあったのですが、うちにはなかったので。専用の道具ではないので外れやすいきらいはありましたが、全然ないよりはずっとラクに縫えました。



 裄の合わないキモノを、裄だし前提で買ってはみたものの、とても億劫でした。

 プロの和裁士さんがきれいに縫った着物をわざわざほどいて、自分のヘタクソな運針で縫い直すのですから、精神的ブレーキは相当なもの。

 第一、本当に縫いあがるのかどうか、それすら分からない。最初の袖を縫っているときは、先が見えなくて、不安で不安で、もう泣きそうでした。

 自分しか頼るものがないって、こういう状態なんだ、と思いました(大げさ(笑))。

 なんでこんなこと始めちゃったんだろう? なんで裄の合わないキモノなんて、買っちゃったんだろう?? どうしてキモノなんて着始めちゃったんだろう? もう後悔ばかり。



 でもこうして曲がりなりにも仕上がってみると、現金なもので、後悔はぜーんぶ、満足に変わりました。今はもう、「裄だしを経験してよかった!」「キモノを着始めてよかった!」という自己肯定感でいっぱいです。

 裄だしが出来ると、買えるキモノの幅が格段に広がる。しかもなんだか他のことまでできるような気さえしてきた(笑)。そのうち反物を買って、一からキモノを仕立てたり・・・なんて。

 最初は半襟をつけるのすら「キーーーーーッ!!」ってなってたのに、いまや着物一枚丸ごと縫える日を夢見ているのだから、不思議なものです。



 和裁だけでなく、着物を基点に、さまざまな世界が少しずつ広がっていくのを、日々実感しています。

 

 キモノって、面白すぎる!!

 ほんっと、キモノにハマってよかった!!






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Author:うさぎ
50歳にして着物を着始めた、最初の一年間の日記です。 

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