道行コートの裄丈直し

 道行コートの裄出しをしました。

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こちらです。裄出し前提で買った、総絞りの黄色^^。

 道行と着物、袖つけの部分になんら違いはないので、先日のきものの裄だしと同じ本を読みながら、全く同じやり方で裄出しをしました。



 ただ今回は、解くのが大変だったーーーーー!!

 先日直した着物の縫い目は全体的にアバウトで解きやすかったのですが、今回はキッチリガッチリ。特に肩山や袖付けの止めなどの要所はものすごい細かさで縫ってあって、ヘタにひっぱると生地が破けそうで怖かった。解くのにかかった時間、片袖につき30分以上。ほんと大変でした。

 縫い方の違いって、何に起因するんでしょうねえ? 仕立てた人の性格の違い? それとも使用生地の違い?? それとも着物とコートの違いでしょうか。
 
 きものは解いて洗ってまた仕立てて・・・というのが前提だから、解くときのことを考えて、ゆったり縫い、コートはあんまり解かないからきっちり縫う、とかあるのかなあ??

 でも、たとえば袖付け止め、前回のきものはかんぬき止めナシ、今回はかんぬき止めありでしたが、ほかのを見てみると、かんぬき止めつきの着物もあれば、ナシのコートもありなので、きものとコートの違いというよりは、縫った人によるのかなあ、と思ったり。




 こういうのって面白いですね。一つしかやったことないと「きものの縫い方はこういうもの」と思いこみがちだけれど、違った着物で何度も経験すると「こんなやり方もある」「あんなやり方もある」って分かる。経験を積めば積むほど、寛容になっていく。同じように見えても、違う経験だからなんでしょうね。

 そういえば外国語もそうだな。同じ本を10回読むのと、似たようでも違う本を10冊読むのとでは、キャパの広がり方が違う。




 今回は絞りだったので、水は剣呑。シボをアイロンで潰さないよう気を遣いながら筋を消すのは大変で、前回同様、とても時間がかかりました。どうして一度経験したことなのに、全然ラクにならないんだろうと、泣きたかった。

 でもこうやって、いろんな着物に触れ、少しずつ違ったバリエーションを経験していくと、あるときフッと見通しが利くようになるかもしれない。


 そのときを目指して、泣きながらでも、ガンバロウ。



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片袖だけ出したところ。
身頃から3センチ、袖側から1センチ、合計4センチ出しました。

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きものの袖がすっぽり。苦労が報われた思い^^。


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Author:うさぎ
50歳にして着物を着始めた、最初の一年間の日記です。 

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