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オークションの返品基準

 先日、オークションで同じ業者さんから二点の和服を買いました。一枚は正絹の羽織、もう一枚は木綿の単衣。


 ところが届いてみると、木綿という触れ込みのきものは、どうみてもウール。正絹という触れ込みの羽織は、おそらくポリ。つまりどちらも素材が説明と違いました。

 でも返品は考えませんでした。実はすごいオマケがついてきたからです。いずれも商品説明より裄丈が長かったんです。約2センチも! どちらも裄だし前提で買ったのですが、裄だしの必要がなくなっちゃった。ラッキーーー!

 木綿がウール、正絹がポリだった無念さより、裄出しが必要なしの嬉しさが勝り、がっかりどころか大喜びでした。



 きものを専門に扱っている出品者さんは検品がしっかりしていて、あまりこういう間違いをしませんが、一般のリサイクルショップが出品する帯や着物は、計測違いや素材判定の誤りがしょっちゅうです。

 「帯芯は入っていません、両端の閉じ口も縫っていません」という触れ込みで買った半巾帯は帯芯入りで、口も閉じてあったし。

 「夏帯」という触れ込みで買った2本の帯は、2本とも夏帯じゃなかったし。

 「大島紬」という触れ込みのきものは、大島じゃなさそうだし。

 わたしのオークション事件簿。ははは・・・オークションて、危険ー(笑)。

 でもいずれの場合も、返品はしませんでした。安かったし、気に入ったから、ま、いっか、と思って。



 とはいえ、返品経験も一度あります。説明よりも裄が2センチ短かったとき。

 これも決して高いものではありませんでしたが、受け取った一時間後にはもう返品メール書いてました。寸法が合わないんじゃ着られないもんね。折り込みがなく、裄出しもできなかったし。素敵なきものだったから、うちでタンスの肥やしになるよりも、返品して誰か裄丈の合う人の手に渡ったほうがいいと思ったんです。

 ちなみにこれはきもの専門業者さんの出品物で、丁重なお詫びと共に、返品を受け付けてもらえ、ことなきを得ました。



 オークションで何かを買うとき、わたしの返品基準は「使えるかどうか」です。気に入って使えそうでありさえすれば、商品説明と多少違っていても返品しません。苦情も・・・ウーン・・・実は、言わない。

 ほんとは「正絹て書いてありましたが、ポリエステルでしたよ」くらいのことは言ったほうが、オークションの健全化に貢献することになると思うのですが、「じゃあ返してください」なんて展開になったらいやだし、それに100%自分の判断が正しいという自信もないし・・・。

 また、先方が故意に虚偽の説明をしたとも思えないし。こときものの場合、わざとではなく、知らないがゆえに間違えるケースが多いと思うんです。自分が初心者だからよく分かる。

 光沢があるから絹だろう、薄いから夏帯だろう、独鈷柄だから博多献上だろう、紬なのに光沢があるから大島だろうという早とちり。どれもすごくよく分かる。だから自然と性善説になっちゃうんだと思います。




Img_8150.jpg
別々に出品されていたきものと羽織。
でも同じタンスから出てきたものと想像しています。
理由は、袖幅・袖丈がピッタリなことと、メインのモチーフ(菊と梅)が同じで、色も合うこと。どちらも未使用なこと。
合わせてお正月にでも着るつもりだったのかな?

―――こんな風に、元の持ち主のことを想像するのが、中古を買う醍醐味です。




  
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Author:うさぎ
50歳にして着物を着始めた、最初の一年間の日記です。 

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