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ミニミニ紬コレクション

 最近、紬にとても興味を持っています。現在きもので4枚(一枚は単衣)、羽織で1枚、紬を持っていますが、これらがどこで織られたものか知りたくて、けっこう真面目に調べてきました。

 証紙がないので確証はありませんが、最近たくさん紬を見て各産地の特徴や傾向が分かってきたので、「だいたいこんな感じかな」と想像しています。


Img_8120.jpg

 まずはこれ。これは「結城紬」、もしくは「塩沢絣」などの系統ではないかと思います。根拠は地の亀甲柄。糸には節が見られます。

 結城紬は茨城県結城市周辺もしくは栃木県、塩沢紬は新潟県南部で織られるもののようです。かなり着こんだ感があり、だいぶくたびれてはいますが、クッタリと柔らかく、着心地抜群です。



Img_8127.jpg

 この紬は「大島紬」という触れ込みで買いましたが、たぶん「十日町紬」ではないか、と思っています。その根拠は、柄のブレと、ほのかな艶。銘仙にも似ていますが、横絣(横方向のみ柄がブレる)なのと、紬っぽい糸の継ぎ目があります。まだ新しく、シャキッとしています。

 十日町市は新潟南部の町。あまり有名ではないので、「十日町紬」を「十日市紬」と名前を間違われることも多い(哀)。わたしも最初、間違えました^^;。全く違った意匠のものもあるようです。

4月9日追記:もしかして「小千谷紬」かも。小千谷も新潟で、紬(麻織物)で有名な町。小千谷紬にしろ、十日町紬にしろ、越後紬ということになりそうです。



Img_8125.jpg

 これは「信州紬」という触れ込みで購入したもの。長野県で織られた紬の総称で、それほどブランド性もないので、そう偽る理由もない(笑)。ほぼ間違いないと思います。

 信州紬には凝った柄が少なく、こうした縦じまが主流のようです。写真には写りませんでしたが、実際はほのかなツヤがあります。まだ新しく、パリッとしています。



Img_8124.jpg

 元はアンサンブルとしてきものとセットであったであろう格子縞の羽織。目が詰んでいて、硬くてツルツル、光沢があります。なんかちょっとレインコートみたい。最初見たときは、ナイロンかと思いました(笑)。実際は正絹ですが、普通の絹のように水に濡れてもシミにならないので気がラクです。

 これはおそらく「縞大島」と呼ばれるものだと思います。「大島紬」の一種ですが、機械織で、柄あわせの必要がないので安価。奄美大島ではなく、鹿児島本土で作られているようです。



Img_8136.jpg

 唯一、どうにも分からないのが、こちらの単衣。生地の表面に、楊流のような縦スジというか、縮れたような凹凸があり、カラリとして涼しげ。糸には艶があります。

 先染めで縦絣、柄を織で表現していることだけは確かですが、節がないので狭義では「」(紬糸を使ったもの)ではないかもしれない。なんだかワカリマセンが、これも一応、わたしの中では紬に分類されています。

 4月9日追記:たまに同種の織りのものをネットで見かけますが(3回ほど見かけたことがある)、専門業者でも分類が分からないようです。塩沢紬に似ている、交織かも、など諸説紛々。夏向きな感じがしますが、袷に仕立てることもあるようです。




 新潟から鹿児島、北から南まで、いろんな地方の紬が集まりました。どれも違った雰囲気を持っています。大事に、でもしまいこまず、惜しげなく着ようと思います。


Img_8087.jpg Img_8054.jpg Img_7766.jpg
袷の紬3枚。どれもとーっても気に入っていて、ヘビロテは確実。


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Author:うさぎ
50歳にして着物を着始めた、最初の一年間の日記です。 

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